「ポスティングはトラブルになりやすいと聞いたけど大丈夫かな?」
「ポスティングで起きるトラブルってどんなこと?対策はたてられる?」
宣伝手段としてポスティングを検討するとき、トラブルの発生や対策が気になると思います。
実際ポスティングでよく起きるトラブルには下記のようなものがあります。詳しくは後述しますが、打つべき対策も端的に記載しました。
ポスティングで起きるトラブル |
打つべき対策 |
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(業者VSクライアント) 発注通りの配布が行われなかった |
進捗状況を細かく報告してくれる業者を選ぶ |
(業者VS住民) 配布スタッフが住民と揉め事を起こしてしまう |
配布スタッフ教育を徹底している業者への発注 |
(個人VS住民) 見当違いの配布をしてしまう |
顧客ターゲットのしっかりした設定 |
(業者か個人VS住民) 雨に濡れたチラシ配布で郵便物を濡らしてしまった |
悪天候の日に配布しない |
(業者か個人VS住民) 破損したチラシを配布してしまった |
チラシは極力丁寧に扱う |
本記事では、このようなよく起きる6つのトラブルと対策について解説します!具体的にお伝えしていきますので、ご覧いただければ、トラブル回避のためにどんな手を打っておくべきかがわかります。ポスティングのトラブルを心配している方は、ぜひ最後まで読んでしっかりと対策をたててくださいね。
目次
1. ポスティングで起きるトラブル一覧
冒頭でご紹介しましたように、トラブルと一口にいっても多岐に渡っています。
具体的にいうと、ポスティングのトラブルは、「業者に依頼するパターン」と「個人が自力で行うパターン」があり、パターンによって、以下のようなトラブルが考えられます。
- 配布したポスティング業者と依頼したクライアントの間で起きるトラブル
- 配布したポスティング業者と住民の間で起きるトラブル
- 配布した個人と住民の間で起きるトラブル
想定できるトラブルを一覧にして挙げてみましたのでご覧ください。
ポスティングで起きるトラブル一覧
【業者ポスティングで起きるトラブル】 |
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業者 VS クライアント |
(チラシの途中廃棄、破損など) |
業者 VS 住民 |
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【個人のポスティングで起きるトラブル】 |
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個人 VS 住民 |
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【個人と業者両方のポスティングで起きるトラブル】 |
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個人か業者 VS 住民 |
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いかがでしょう。ポスティングは手軽な宣伝手段である反面、不特定多数の人にチラシを届けるため、トラブルが起きやすいのも事実です。
ではこういったトラブルを回避するにはどうすれば良いか?
起きてしまったときにはどんな対処をするべきなのか?
2章から順に、これらのトラブルと回避するための方法について個別に解説していきます。しっかり把握して万全の対策をして頂けたらと思います。
2. 【業者のポスティング】トラブルと対策
ポスティングを業者に依頼した際に、起きることのあるトラブルと対策について解説します。
- 発注通りの配布が行われなかった
- ポスティング業務中に配布スタッフが住民と揉め事を起こしてしまう
これらは残念ながら数少ない事例ではありません。自分のポスティングでも起こり得ることと想定して、きちんと把握しておきましょう。
2-1. 【業者VSクライアント】発注通りの配布が行われなかった
ポスティングを業者に依頼したときに、発注通りの配布が行われずクライアントとトラブルになることがあります。
たとえば、チラシを廃棄して未配布にしたり、同じ家に何枚もの配布をしてしまったりといったことが考えられます。ポスティングの配布スタッフは業務委託員やアルバイターが多く、ポスティング業務は個人の裁量に任せられているケースがほとんどです。
チラシの管理も配布スタッフに任されていることが多く、チラシ配布が完了したと虚偽の報告を会社側にして、実際はほとんどチラシの配布が行われていなかったという事例もあります。
こういった不正の多くは、未配布となって残った大量のチラシを不法投棄したりゴミ捨て場に置き去りにすることで問題が発覚します。
【対策】
トラブルを回避するためには、ポスティングの進捗状況をなるべく細かく報告してくれる業者を選ぶことです。スタッフが行う日々のポスティングについて業者が把握していて報告もなされれば、未配布や廃棄などは起きにくくなります。
また、こういったケースに厳しいペナルティを用意している業者は、万が一スタッフが不正を行った場合には、損害賠償請求を行うといった措置を取っています。こういった措置を含め、スタッフの不正を防ぐためにどのような対策を練っているか、発注前に業者に確認すると良いでしょう。
2-2. 【業者VS住民】ポスティング業務中に配布スタッフが住民と揉め事を起こしてしまう
業者のポスティングでは、業務中に配布スタッフが住民と揉めてしまうトラブルになることがあります。
たとえば、深夜帯などに配布を行って不審者に間違われてしまった場合などです。マンションなど集合住宅の場合は、管理人に許可をもらってからチラシ配布をすることが多いですが、管理人が留守の間に勝手に配布を行ってトラブルとなるケースもあります。
【対策】
トラブルを回避の対策としては、配布スタッフ教育を徹底しているポスティング業者への発注しかありません。常識を外れた時間帯に配布したり、管理人を無視した配布を行うといった行為は、スタッフ教育を徹底していればあり得ないことです。
さらに、前述しましたが、こういったケースに厳しいペナルティを用意している業者は、万が一、スタッフが契約に反した行為でトラブルを引き起こした場合に、損害賠償請求を行うといった措置を取っています。
こういった措置を含め、スタッフのトラブルを防ぐためにどのような対策を練っているか、発注前に業者に確認すると良いでしょう。
3. 【個人のポスティング】トラブルと対策
業者のポスティングで起きるトラブルをご紹介しましたが、ポスティングを自力で個人で行うパターンもあるかと思います。個人のポスティングでよくあるトラブルは、「見当違いの配布をしてしまう」ということです。詳しく説明しておきましょう。よく読んで、回避するようにしてくださいね。
3-1. 【個人VS住民】見当違いの配布をしてしまう
個人のポスティングでは、欲しい顧客層からズレている「見当違いの配布」をしてしまった際にトラブルが起きやすくなります。自分に必要のないチラシがポストに入っていることで不快に感じる人が多くいるからです。
たとえば、ファミリー層が多く住むエリアに単身者向けサービスのチラシを入れたり、逆のパターンでもトラブルが発生する率が高くなります。
【対策】
見当違いの配布によるトラブルを避けるためには、顧客ターゲットをしっかり設定しておくことが必要になります。顧客ターゲット設定の方法はさまざまありますが、ここでは基本的な手順をご紹介します。
①自社の商品・サービスを求めている人はどんな人なのかを過去の顧客情報などから割り出す
(性別、年齢、居住地、嗜好、価値観など)
②ポスティングの目的をはっきりさせ、チラシの内容を決定する
(商圏の拡大、購買層の拡大、セールの告知による集客等)
③上記2つを明確にした後、チラシを作成し、顧客獲得が見込まれるポスティングエリアを選定する
自社の商品やサービスを必要としている人はどんな人なのかをしっかりと分析してターゲットセグメントを行い、エリアを選定してからポステイングを行うようにしましょう。
4. 【個人&業者のポスティング】トラブルと対策
この章では個人と業者、どちらのポスティングでも起きうるトラブルと、その対策について解説します。
- 禁止の物件へ配布してしまった
- 雨に濡れたチラシ配布で郵便物を濡らしてしまった
- 破損したチラシを配布してしまった
しっかり理解してなるべく回避できるようにしましょう。
4-1. 【配布した側VS住民】禁止の物件へ配布してしまった
ポスティングのトラブルで最も多いのが、配布禁止の物件へ投函してしまった場合のトラブルです。
ポストに「チラシ不要」「チラシ入れるな!」などと書かれている家に、配布をしてしまうとクレームにつながる可能性が高くなります。ほとんどの場合、配布を拒絶、あるいは禁止している物件には配布を避けますが、貼り紙や文字が目立たず見落としてしまうこともあります。
悪気なく、謝って禁止の物件にチラシを配布してしまった場合も、受け取る側は全ての責任は配布した側にあるとして訴えてくることが多いです。
【対策】
とにもかくにも配布禁止の物件にはポスティングを行わないことです。貼り紙等は見落とさないように気をつけましょう。
万一、トラブルが発生してしまった場合は、誠心誠意謝るしかありません。業者での配布の場合は、こういったトラブルが発生した場合、謝罪を含めて、クレーム対応を業者側に担ってもらうことを確約しておきましょう。
4-2. 【配布した側VS住民】雨に濡れたチラシ配布で郵便物を濡らしてしまった
雨の日にポスティングを行った場合、郵便物を濡らしてしまうトラブルが考えられます。
雨で、配布するチラシが濡れてしまい、その濡れたチラシを投函したために、元々ポストに入っていた郵便物まで濡らしてしまうことがあるのです。配布した側は気付かなくても、大事な郵便物が濡れて滲んだり、痛んでしまうと、住民は不快に感じてしまいます。
【対策】
できる限り雨の日の配布は避けましょう。雨の日にポスティングを行うと、気をつけていても配布物が濡れてしまうことがあります。配布物が濡れていなかったとしても、ポスト内の郵便物が濡れてしまった際、こちらの責任を問われてしまうことも考えられます。
雨の日、天気の悪い日の配布は避け、ポスティングは晴れた日に実施するようにしてください。業者での配布の場合は、水濡れに細心の注意を払うスタッフ教育がなされているかを確認してください。万一、住民からクレームがあった場合、業者の方での対応を事前に確約しておきましょう。
4-3. 【配布した側VS住民】破損したチラシを配布してしまった
配布したチラシが折れ曲がっていたり、汚れていると、受け取った側はまるでゴミを入れられたように感じてしまいます。
配布側はもちろん意図しているわけではないでしょうが、ポストに無理やり突っ込んだり、乱雑に扱うと、チラシは破損してしまいます。受け取った側が不快に感じると、チラシ記載の連絡先に苦情をいってきたりしてトラブルとなってしまいます。
【対策】
配布物はとにかく丁寧に扱うことを心掛けましょう。折れ曲がっていたり、汚れていると、内容が同じでも受け取った側の印象は綺麗なものを貰ったときと180度ちがいます。激しいクレームに発展する場合もありますし、それだけで会社のブランドイメージも傷つきます。
どんなに急いでいても、配布物が大量だったとしても、まっさらの綺麗なチラシでなければ配布の意味がないということを覚えておいてください。業者での配布の場合は、スタッフのチラシの扱いについて、しっかりした教育が行われているかを確認するようにしましょう。
ポスティングのクレームについて詳しく知りたい方はこちら
5. ポスティングのトラブルは業者選びで避けられる
ポスティングで起きるトラブルが把握できましたでしょうか。
個人でポスティングをすればコストは掛かりませんが、トラブルが起きたときは自分が矢面に立つしかありません。謝罪をする以外ないのです。謝るだけで済めばいいですが、相手が訴えたり、SNSに書き込みなどすると、会社のブランドイメージが傷ついてしまいます。
トラブル回避を望むなら、繰り返し述べてきたように、配布スタッフの教育・管理が徹底されている信頼できる業者を選ぶことをおすすめしたいです。
記事の最後に、信頼できる業者の見極め方をお伝えしておきましょう。
スタッフ管理に対して信頼できる業者、それはズバリ、GPS管理を行なっているポスティング会社です。
GPS(グローバル・ポジショニング・システム/位置測定システム)管理を行うと、配布スタッフの行動を数秒ごとに把握することができます。配布のルートや所要時間、配布の速度までわかるので、きちんと配布作業が行われているかどうかを、会社がしっかり管理できるのです。
ポスティングのトラブルは業者選びで避けられます。GPS管理によってチラシの未配布や破棄をはじめ主だったトラブルが回避できますので、GPS導入の有無を確認してポスティング会社を選びましょう。
ポスティングのGPS管理について詳しく知りたい方はこちら
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まとめ
ポスティングで起きるトラブルには、業者に委託した場合、個人で行う場合を含めて以下の6つのようなものがあります。
- 発注通りの配布が行われなかった
- 配布スタッフが住民と揉め事を起こしてしまう
- 見当違いの配布をしてしまう
- 禁止の物件へ配布してしまった
- 雨に濡れたチラシ配布で郵便物を濡らしてしまった
- 破損したチラシを配布してしまった
回避するための対策では、配布物件の状況確認や、チラシを丁寧に扱うことが挙げられますが、何より、配布スタッフの管理や教育が行き届いたポスティング業者を選ぶことが重要になります。
スタッフ管理が徹底している業者であればほとんどのトラブルは避けられますし、万一トラブルが起きてしまった際もクレーム対応を一任できます。
しっかりとした対策を取っていれば、ポスティングのトラブルを回避することは可能です。この記事があなたのポスティングトラブル対策に役立てば幸いです。