目を惹く!良い飲食店DMデザイン7選と再来店に繋がるDMのコツ

考える女性

「集客できる飲食店DMのデザインてあるのかな」

「他店よりも目立つDMデザインで予約を獲得したい」

飲食店オーナーのあなたは、いままさにそうお考えではないでしょうか。

本記事では、お客様の目を惹くデザイン要素を備えた飲食店DM10枚をご紹介します。

目を惹くためのポイントも詳しく解説していますので、集客に効くデザインがわかります。無料のテンプレートを使う人も使わない人も、どうぞお役立てください。

さらに、お客様に再来店して貰うためにDMに書いた方がいい3つの内容も、例文つきで解説。ぜひ本記事を活用し、他店と差のつく集客力のあるDMを作成してください!

1. 実例で効果を解説!目を惹く10枚の飲食店DMデザイン

デザインの参考になる良い飲食店DMのデザインを10選ご紹介していきます。おすすめのポイントは、お客様の目を惹きつけ再来店を促す工夫がされていることです。

美味しい情報の盛り込み方、写真や絵の使い方や構成など、集客力をUPさせるDMデザイン例をぜひ参考にしてくださいね。

1-1. 美味しそうなメニューで魅せるデザイン

お客様が飲食店に惹かれる1番の魅力は、美味しいメニューではないでしょうか。DMでそれをしっかりアピールできれば、かならず集客力UPにつながります。

美味しそうなメニューに思わず足を運びたくなるデザインを取り入れていきましょう。

季節感のあるメニューを盛り込む

まず左上の活きの良い戻り鰹に目が行き、美味しそうなメニューを次々追っていきたくなります。「味覚狩り」というキャッチもインパクトがあり、季節を感じさせる旬のメニューが散りばめられていて、目と心がそそられます。

文字が多いので多少のごちゃごちゃ感はありますが、鰹やそれに合うお酒が好きな人なら「どれどれ」と読んでみたくなる「美味しい」構成が参考になりますね。

イラストの雰囲気も可愛くて、内容が豊富な割にとても見やすいデザイン。居酒屋や小料理屋のチラシDMに特におすすめです。

コースの価格と写真のボリュームで惹きつける

お安い価格が最初に目に飛び込み、そこから豪華なコースメニューに興味を持つようにデザインされています。

料理画像が文字で書かれたメニューに対応しているのでわかりやすく、イメージが湧きやすいのがおすすめポイント。
意外にボリュームがある実物画像に、「あ、ここいい。食べたい!」と感じさせてくれます。

「春の女子会」というコピーが具体的なのもいいですね。桜を連想させるピンク基調のデザインが世代を問わず女性受けしそうです。チラシはもちろん、はがきDMにも使えるデザインでしょう。

作り込んだ世界観で惹きつける

小さなデザートが3つ、木で編まれた器に盛り付けられ、その手前には紅葉した木の葉が散りばめられています。

「ちいさい秋」というテーマで商品撮影の段階からしっかりと手をかけて作り込んだ世界観は、受け取った相手をほっと和ませ、好印象を与えます。

料理写真をDMやチラシの掲載する場合、多くは

  • 単品ごとに撮影をした画像を紙面上で寄せ集める
  • コース料理などを全体的に写す

という手法が取られますが、このようにテーマを掲げて世界観を作ることで、複数の料理を一枚の写真に魅力的に収めることができる良い例です。

カラフルな萌え断写真でポップに惹きつける

サンドイッチの美しい断面をストレートに表現したもの。具材だけでなくパンの種類も豊富で、それぞれどんな組み合わせなのかと、味や食感を想像して楽しませてくれます。

「サンドイッチ専門店だからできること」と思うかもしれませんが、皿に盛り付けるタイプのお料理でも、視点や角度を変えて素材を分解して見せたり、逆に1つの素材に徹底的に焦点を合わせてみたりすると、あくまでも料理に即しながら面白いデザインが出来上がったりします。

1-2. 画像のインパクトで魅せるデザイン

DMの画像で自慢の食材やメニューを上手に魅せると集客UPにつながります。「美味しい料理をより美味しそうに」、「食材はより新鮮に」載せるのがポイントです。

画像で魅せるデザインは、こちらの3つのデザインを参考にしてみましょう。

フルーツ画像でフレッシュに惹きつける

新鮮なフルーツが盛り沢山!女性が大好きなスウィーツの画像を上手に使ったDMです。お腹が空いていなくても、色とりどりのフルーツ画像に目が惹かれますよね。

グリーンを基調に使っているのもフレッシュな印象を与えます。画像を多く使っても見やすく、おしゃれなイメージを与えている良い例です。

連絡先や地図も入っていて、これ1枚で行くための情報が得られるので、チラシ、ポスター、はがきと汎用性も高いデザインです。

ミートの存在感で惹きつける

思わず「お肉食べたい!」と感じさせるインパクト!3分の1以上を占める肉の画像が効いています。

大きな写真を使っている割に、メニュー、値段、連絡先、地図なども分かりやすく載せられている構成は参考にしたいところです。

「ワンドリンクサービス」と、DMに価値を持たせているのもおすすめポイント。こちらはチラシですが、はがきにも使えるデザインです。

料理に遊び心を添えて惹きつける

単品の串焼きが賑やかにかわいらしく集合し、見るとつられてにっこり笑顔が出てしまう一枚です。

串焼き店の料理写真は、油で揚げたてのシズル感溢れる瞬間を撮ったものを使うことが多いのですが、これは「秋祭」ということで、商品の美味しさはさることながら、楽しさをメイン・メッセージに掲げていることが伝わります。

元はポスター画像ではありますが、これがDMなら、一緒に楽しむ友達を誘いたくなる楽しい一枚です。

1-3. 他と差がつく!センスの光るデザイン

センスが良くておしゃれなDMデザインなら、画像がなくても読み手の心を惹きつけます。DMを見て「ここは他とちょっと違うな」と感じると、お客様は足を運びたくなるのです。

小粋なセンス、洗練された雰囲気、都会的な構成で魅せるこちらの3つのデザインを参考にしてみましょう。

コピー入りで大人受けするデザイン

パッと見た瞬間にどこのDMかがハッキリとは分からないデザインですが、そこに興味をそそる工夫があります。「何だろう?」「どんなお店なんだろう?」とじっくり見てしまう感じがしませんか?日本の…というコピーもさり気なく効いていて大人受けします。

多くを語らず、日程とシンプルな情報だけなのに、センスの良さで「ここの料理やお酒、なんか美味しそう」と感じさせる上手なデザインです。思わず、大きなのれんをくぐって入ってみたくなりますね。

都会的で通の興味をそそるデザイン

一瞬「何屋さん?」と思わせつつ、惹きつけられるセンスの光るデザインです。イラストや文字の配置もよく見ると凝っていて食の通好み!

画像を大きく使っていて、文字が小さいため読みづらさはありますが、流行に敏感な人の目には留まりやすいでしょう。洗練されていて、ナチュラルなイメージなので、無添加食材や自然食品を売りにするような飲食店DMの参考になります。

ナチュラルで男性受けするデザイン

写真を使わなくても、格好いいDMが作れるというデザイン例です。生成りの壁や木製品を思わせる色合いがアメリカンでクラシックなイメージ。男性受けが良いデザインです。

散りばめられたイラストが、写真以上に具体的にBARをイメージさせています。画像を入れて野暮ったくなるデザインに比べると、色合いやイラストで上手く見せる方が洗練されておしゃれ感が増します。

文字が読みやすいのも良いポイント!ブラウンのグラデ以外の色を使っていないのにそこまでチープにもならず、かつ、気軽に行ける感も演出されていて参考にしたいデザインです。

2. DMデザインで目と心を惹きつける3つのコツ

コック

集客UPを見込める飲食店DMを作りたい方のために、目と心を惹きつけるデザインのコツをお伝えします。

良い飲食店DMを作るコツは以下の3つです。

  • 視線の動きに合わせたレイアウトにする
  • すっきりしたデザインを心がける
  • 美味しそうな料理の写真を載せる

これらをクリアすることで、DMを手に取って読んでもらえる可能性がグンと高くなります。無料テンプレートを使う場合でも、このコツを意識してテンプレートを選ぶと良いでしょう。

ひとつずつ具体的に解説します。

お客様が「この店に行きたい!」と感じる飲食店DM作りのコツを確実に押さえていきましょう。

2-1. 視線の動きに合わせたレイアウトにする

DMのレイアウトは人間の視線の動きに合った配置にするのが、最後まで読んでもらうためのコツになります。

文章などを読むとき、人間の視線は無意識に、横書きの場合は左上から右下へアルファベットのZを描くように、縦書きなら右上から左下へとNを描くように移動します。

以下の図をご覧ください。

視線の動きに合わせたレイアウト

この矢印の流れで視線は移動するので、最初に目につくオレンジ色の丸の部分に、もっとも伝えたいことや写真を配置すれば、相手の目を惹くことができます。

たとえば新聞では、この視線の動きを利用し、ひとつの記事の読み終わりのところに次の見出しが目に入るように配置して、読者に続けて読んでいって貰えるように工夫されています。

飲食店DMの主旨、ご挨拶や日付、地図や連絡先などの要素も、この視線の動きに沿うようにレイアウトすることで読みやすく、内容が把握されやすくなります。

例1.横書きの視線にのっとって左上から順に項目を追っていきたくなるデザイン

例2.縦書きの視線の動きに沿っているデザイン

視線の動きを無視した配置にすると内容が頭に入りづらく、読み手の興味が薄れてしまうので、視線の無意識の流れに沿ったレイアウトにすることは大事なポイントになります。

2-2. すっきりしたデザインを心がける

手紙

飲食店DMを作る時は、すっきりしたデザインを心がけるようにしましょう。ごちゃごちゃした印象のDMを無理して読む人は少ないです。

読みやすく、すっきりしたデザインのものなら、手に取られやすく内容もしっかり伝わって再来店に繋がるでしょう。

具体的にはデザインの際、次の2つに気をつけてください。

  • イメージに合ったフォントを使う
  • 文字量が多すぎないようにする

1つずつ解説します。飲食店だけでなく、DM全般に通ずることなのでしっかり把握しておいてくださいね。

イメージに合ったフォントを使う

DMはイメージに合ったフォント(字体)でデザインするようにしてください。フォントによって与える印象は大きく変わります。

たとえば、よく使われるフォントで比較してみましょう。

ゴシック体

ゴシック体はわかりやすく安定感のある感じで、明朝体は繊細で丁寧なイメージです。どちらかというとゴシック体の方がポップな雰囲気といえます。

飲食店の一般的なイメージでいうと、日本料理屋や料亭では明朝体、カフェや居酒屋、カジュアルなレストランならゴシックが似合いそうです。

他にも様々なフォントがあって同じ言葉でも印象が変わるので、店や業種のイメージに合ったフォントを選ぶようにしましょう。

また、注意点としてひとつのDMの中で使うフォントの種類は3種類程度に抑えるようにしてください。多くのフォントを使うとすっきり感がなくなるだけでなく、全体の印象が野暮ったくなります。

文字量が多すぎないようにする

DM中の文字量は多すぎないように気をつけてください。
特にはがきDMの場合はスペースが狭いため、文字が多すぎると見づらくなって読んで貰えなくなります。

1つの文章がやたらと長かったり、文字の大きさが見えないほど小さいDMを想像してみてください。
読まずに捨ててしまった経験があなたにもあるのではないでしょうか。

文字量はさらっと読めるくらいに留めます。
文字の大きさも読みやすさを念頭に置いて、大きすぎたり小さすぎたりしないように注意しましょう。

伝えたい言葉を大きめにしたら、あとは10ポイントより小さくならない方が望ましいです。

お客様の読む気を起こさせることを1番に考え、伝えたい言葉はなるべく端的になるよう工夫してデザインしてください。

2-3. 美味しそうな料理の写真を載せる

美味しそうな料理の写真を載せる

DMでお客様を惹きつける3つ目のコツは、とにかく美味しそうな料理の写真を載せることです。

飲食店のDMでは、食べ物の写真が美味しそうであることが何より大切になります。どんなに素敵なデザインのDMでも料理が不味そうに見えたら、行きたくなりませんよね。

料理の画像を美味しそうに載せるために以下の2つに気をつけてください。

食欲をそそる色彩を心掛ける
・最初にメインの写真を選ぶ

ひとつずつ解説していきますので、よく覚えておいてくださいね。

食欲をそそる色彩を心掛ける

DMに載せる写真は、食欲をそそる色彩を心掛けて選びましょう。人間の脳は、青や紫などの寒色系には食欲が減退し、赤やオレンジ、黄色などの暖色系ほど食欲がそそられるように出来ています。

試しに、同じ料理写真を使い、皿と背景の色を変えてみたものをご覧ください。

カレー料理写真の比較

写真はまったく同じものなのに、左側の暖色系で囲まれたものの方が明るく美味しそうに感じられると思います。DMに載せる写真は、「食べたい」脳を刺激するような明るく暖かな色彩のものにしましょう。

飲食店の場合、室内の照明が暗かったりするせいで、料理が不味そうに映ってしまう場合があります。自分で撮影したり、お客様が撮られた写真を使用する際は、明かりにも気を配りましょう。

最近はカメラアプリで簡単に明暗が調節できますので、料理が極力美味しそうに見えるよう色彩に工夫を凝らしてください。

最初にメインの写真を選ぶ

デザインの際には、最初にメインの写真を選ぶようにしてください。載せたい写真がたくさんあるからといって全部載せたのでは、ごちゃごちゃとして目を惹きませんし、料理も美味しく見えません。

メインの写真には、キャッチコピーに則した料理や食材で、なるべくインパクトのある写真を選びましょう。その後から、他の掲載写真を決めていきます。

DMでは基本的に画像は多すぎない方がスッキリ見えますが、点数を多く載せたいときには、メインの写真を大きく配置し、他の写真は大きさや方向を揃えて配置すると見やすくなります。

3. 再来店して貰うために絶対書くべき3つの内容

再来店して貰うために絶対書くべき3つの内容

飲食店のDMデザインでは、書かれている内容がレイアウト以上に重要になります。デザインの一部といえる記載内容として、以下の要素を明記するようにしてください。

  • 何のお知らせなのか
  • クーポン券や限定プレゼントなどの特典
  • 手書きの個人に向けたメッセージ

この3つがしっかり書いてあれば、お客様が再来店してくれる可能性が高くなります。

ひとつずつ具体的に説明していきます。要素が1つ抜けても、DMの効果が薄くなってしまいますので、必ずチェックして盛り込むようにしましょう。

3-1. 何のお知らせなのか|DMの主旨をはっきり伝える

何のお知らせでDMを送ったのかが、はっきりと分かるように明記しましょう。特別に親しい間柄でもない限り、意味のないお便り、主旨のわからないDMはスルーされてしまいます。

  • リニューアルオープンしました
  • 〇周年記念キャンペーンを行います
  • 2号店オープンイベント開催!

上記のような大きなイベントごとはもちろん、顧客に向けた挨拶メインのDMであっても、何のお知らせなのかがパッと見てわかるように書きます。

  • 旬の〇〇フェアのお知らせです!
  • 平日昼間のランチ営業開始しました
  • 再来店のお客様に限り〇月〇日〜〇日まで感謝祭を行います!

主旨がはっきりしていることで目に留まりやすくなるので、何を知らせるDMなのかを明記しましょう。

3-2. クーポン券や限定プレゼントなどの特典|DMの価値を上げる

クーポン券やDM持参の人だけが貰えるプレゼントなどの特典をデザインに付加すると、お客様の再来店に繋がります。

「日頃の感謝を込めての特別プランです」、「記念にささやかなプレゼントをご用意しておりますので、このハガキをお持ちください」など、感謝の気持ちを形にすることでDMの価値が上がり、行きたいという気を起こさせます。

【例1.】割引特典があることを分かりやすくアピールするデザイン

【例2.】表面にクーポンを付けたデザイン

特典があることで、再来店を迷われるお客様に「お得なこの機会に行ってみようか」と思わせることができます。

3-3. 【例文あり】手書きの個人に向けたメッセージ|特別感を与える

手書きの個人に向けたメッセージ

飲食店のDMに、手書きで個人に宛てた言葉を添えるとお客様の再来店に繋がります。

手書きのメッセージを添えることで、多くの人に同じように出しているのではなく、「私だけに向けた言葉がある」という親近感を与え、DM全体に特別なイメージが加わるのです。

『でも何を書いたらいいかわからない…』と悩まれる方のために、手書きメッセージの例文をカテゴリー別にご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

手書きメッセージ例1「お礼」と「再来店の呼びかけ」

定番的なお礼や呼びかけの言葉でも、手書きにすることで思いが伝わりやすくなります。

【お礼の言葉】

  • 先日はご来店ありがとうございました。
  • 数あるレストランの中から当店を選んで頂けて光栄です。

【再来店の呼びかけ】

  • お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ。
  • 〇〇さんの、またのお越しをお待ちしております!
  • 〇〇様にお会いできるのを楽しみにしています。

〇〇さん、というように名前を書いて呼びかけるとさらに親近感が湧いて効果的です。

手書きメッセージ例2「接客中に知ったエピソード」

接客中に知ったエピソードを書くと、「覚えていてくれたんだ」と感じて貰え好感度が高くなります。

【接客中に知ったエピソード】

  • 旅行はいかがでしたか?写真を楽しみにしています。
  • イベントはいかがでしたか?お話聞かせてくださいね。
  • 犬の〇〇ちゃん元気ですか?ウチの〇〇はやっとお座りを覚えました(笑)

個人的なエピソードを忘れず記載することで、お客様は店やスタッフに親近感を抱きます。多くの人は、知らない店に行くよりも、自分を覚えていてくれ、歓迎してくれる店に行きたいと思うものです。

手書きメッセージ例3「メモリアルメッセージ」

お客様に向けたメモリアルメッセージを書き添えると、とても喜ばれます。間柄もグッと近く感じて貰えるでしょう。

【メモリアルメッセージ】

  • 〇〇さん、お誕生日おめでとうございます!
  • 〇〇様、お嬢様のご結婚おめでとうございます!!
  • 〇〇様、奥様が無事に出産されたと聞きました。おめでとうございます。

メモリアルメッセージは個人名で呼びかけると親密感が増してさらに効果的です。

お客様に「知っている店」「自分が覚えられている場所」という親近感を抱いて貰えるように、DMには、感謝の言葉やメッセージを手書きで添えるようにしましょう。

ここもチェック!
デザインではありませんが、飲食店からDMを出すときのポイントとして、会社などのグループ宛でなく、個人宛にするということがあります。「私だけに宛てたDM」と感じてもらうことで、お客様に良い印象を与えるのです。

 

一般社団法人日本ダイレクトメール協会のDM実態調査によると、個人宛のDMは無宛名のDMより40%も強い訴求力(※)があります。(※)広告や宣伝などを観た相手の意欲に働きかける力のこと

 

会社等で利用されている場合も、メインのお客様の個人名がわかっている場合は、できるだけ個人宛のDMにして特別感を持たせましょう。

飲食店DMのデザインを自分でゼロから考えるのが難しい場合には、既存のテンプレートを利用するのが便利です。

2章でご紹介したデザインのコツを押さえ、3章でお伝えした手書きメッセージを添えて、テンプレートを120%活用しましょう。次章で、無料で利用できるおすすめのテンプレートサイトをご紹介します!

4. 飲食店DMデザインが簡単にできる!無料テンプレートサイト3選

飲食店DMのデザインを簡単に作りたいときに利用できる、3つのテンプレートサイトをご紹介します。

おすすめするポイントは以下の3つです。

  • テンプレートを無料で使える
  • 飲食店のDMに使えるテンプレートが豊富
  • 簡単にデザインできる

どれも簡単にセンスの良いDMを作れるテンプレートサイトなので、それぞれの特徴をご覧になった上で、興味のあるサイトを覗いてみて頂けたらと思います。

4-1. ラクスル

ラクスル

出典:ラスクル

ラクスルは多くのDM素材や無料テンプレート、編集機能などが充実しているサイトです。豊富なプロのデザインを無料で利用して、ブラウザからDMデータを作成できます。

作り方は本当に簡単!「はがき・ポストカードのカンタンな作り方講座」が用意されており、それに沿って行えば5分ほどでプロ並みのDMが作れます。印刷会社ということもあり、デザインを作成してそのまま入稿!印刷も発注できるので、一括して任せたい人には特におすすめです。

宛名面のテンプレートも用意されているなど、DM作成を望む人には至れり尽くせりの行き届いたサイトです。

テンプレート数 2,000万点以上
カテゴリー 飲食店、美容、旅行、季節のイベント など
会員登録 要会員登録
商品の種類 はがき、チラシ、名刺、ポスター、封筒、シール など
印刷料金目安 はがき片面フルカラー100枚/1,496円(税込)? ※価格は納期によって変動します
ホームページ https://raksul.com/

4-2. パワポン

パワポン

出典:パワポン

オフィス用品で知られるアスクル(ASKUL)が運営しているサイトです。テンプレートの使用が無料であるだけでなく、会員登録の必要がなく面倒なログインも不要なので誰でもすぐに作業が始められます。

テンプレート数は1,000点以上と豊富で、様々なカテゴリーのDMが見つけられます。「おしゃれ」「かわいい」「インパクト」「明るい」などのイメージから選べるのも楽しく、「写真が使える」「二つ折り」「縦型」「横型」と機能的な面からも選べて便利です。

使い方は、気に入ったテンプレートをダウンロードしてパワーポイントで編集するだけ!デザインが苦手な人でも、プロ品質の本格的なDMが時間をかけずに制作できます。自宅や自店のプリンターから出力することもできますし、アスクルのネット印刷「パプリ」に印刷まで一括して発注することもできます。

テンプレート数 1,503点
カテゴリー 飲食、習い事、サービス系、美容系、IT、不動産、医療 他
会員登録 不要
印刷の種類 チラシ、ポストカード、ポスター、名刺、うちわ など
印刷料金目安 はがき片面フルカラー50枚/1,677円?(税抜)
ホームページ https://ppon.askul.co.jp

4-3. PIXTA

PIXTA

出典:PIXTA

写真やイラストの素材で知られるPIXTAが運営するサイトです。DMに使える無料テンプレートが950点以上と豊富で、カテゴリーも多彩なところが魅力です。

テンプレートを使ってデザイン作成する方法も、PowerPointさえ操れれば簡単なので、初心者に特におすすめのサイトです。気に入ったテンプレートをダウンロードして写真や文章をオリジナルに差し替え、自宅や自店のプリンターで印刷すれば完成です。テンプレートのサイズを変えるだけで、チラシ、はがき、ポスターと幅広いオリジナルのDMデザインを作成できます。

テンプレート数 950万点以上(有料は2950万点以上)
カテゴリー 飲食店、美容、求人、イベント、不動産 など
会員登録 要会員登録
商品の種類 チラシ(はがき)、音楽、動画、写真、イラスト など
ホームページ https://pixta.jp/

他のテンプレートが知りたい方におすすめ

無料のDMデザインテンプレート10選!誰でも簡単にDM作成できる

まとめ

飲食店のリピート獲得集客UPにつながるDMデザインをお伝えしてきましたが、参考になりましたでしょうか。

飲食店の良いDMを作るコツは3つあります。

  • 視線の動きに合わせたレイアウトにする
  • すっきりしたデザインを心がける
  • 美味しそうな料理の写真を載せる

また、DMは伝える中身が第一なので、何のお知らせなのかがハッキリわかるように明記してください。お客様に再来店してもらうためには、クーポン券やプレゼントなどを付加してDMの価値をあげると良いでしょう。個人に向けたメッセージを手書きで添えると特別感や親密感を持って貰えます。

DMを自分でゼロからデザインするのが難しい場合は、無料のテンプレートサイトを利用すると、手軽にプロ品質のDMが作れます。記事を参考に自店の集客につながる、お客様が「行きたくなる飲食店DM」を作ってくださいね。

DEALは、全戸配布スペシャリストです。
告知チラシ、広報誌など全世帯に配布したいものがある方は、お気軽にご相談ください。
DEALは、全戸配布スペシャリストです。
告知チラシ、広報誌など全世帯に配布したいものがある方は、
お気軽にご相談ください。