DM(ダイレクトメール)とひと口に言っても、種類は千差万別。
たくさんありすぎて、どれがベストなのかを判断するのはなかなか難しいものですよね。
- そもそもDMには、どんな種類のものがあるのか。
- 向いている内容や効果はそれぞれ異なるのか。
- どんな時に、どの種類のDMを使うのがよいのか。
こでは上の3点の疑問を解消し、皆さんが自社にあったDMの種類が選ぶ参考になるような情報をお届けしたいと思います。
目次
1. 自社にとってベストなDMの種類の選び方
まずは、あなたが出したいDMを頭に置き、どの種類がいいのか、フローチャートで確認してみてください!
2章以降で、詳しく説明していきますので、あとは気になるところから読んでみてください。
あなたに合ったDMの種類を選ぶためのフローチャート
2. DMの種類と特徴を知る
DMには、紙のものもあれば、デジタルのものもあります。
デジタルDMは、一気にたくさんの人に配信でき、コストもかからないというメリットがあります。
そのため、まずはある情報を拡散する! ということを目指すなら、デジタルDMも有効でしょう。
ただ、デジタルDMは、日々あまりにもたくさん配信されているので、読まれずに捨てられることもしばしば。デジタルに慣れている若者でも郵便で来たものの方が新鮮で、読む気になるというアンケート結果も出ています。
会員やリピーターになっている顧客であれば、読んでくれる確率も上がりますが、通常はデジタルDMは開封率が低いのが現状です。
そこで、ここでは、開封率が高く、レスポンス率も高い紙のDMに絞って、詳しくご紹介します。
DMの種類 | コスト(定価) | 情報量 | 特徴 |
ハガキ | 62円 (10.7×15.4cm以内、2?6g以下) | 少ない | ・手軽 ・開封率が高い ・用途を選ばない ・新規顧客開拓向き |
変型ハガ(定形外) | A4ぐらいまでなら封筒と同じ82円 | A4など、サイズが大きいものは多い | ・サイズや形に特徴があるものは目立つ ・大きければ情報がたくさん載せられる ・大きな写真や多くの情報を送付したいとき |
封筒 | 82円(定形・重さ25g以内)~ | 多い | ・白い紙封筒は重要な書類の印象 ・ビニール封筒はカタログの写真などを生かせる ・封筒ならではの仕掛けが可能 ・サイズや材質、形態が豊富 ・カタログなど、厚みのあるものも送付可能 |
圧着ハガキ | 定形6g以内で62円 (定形外、重さ6g超えで封筒と同じ料金設定になる) | 3つ折り両面で最大ハガキの6倍 往復ハガキなら4つ折り両面で8倍 | ・ハガキの送料で2~6倍の情報を掲載できる ・中が見えないから見たくなる ・シールを開けたい衝動で開封率が上がる |
圧着封筒 | ミニレター扱いなのでハガキと同じ62円(25g以内) | 多い 折って最大新聞紙見開き1枚分 | ・綴じを工夫すれば薄いカタログにもなる ・封筒の3辺を点線で切って開ける必要がある ・中を見たい、知りたい心理で開封率が上がる |
3. 圧着DMーコストを抑えて多くの情報を送れる最強DM
DMにはいろいろな種類があり、その用途や目的に応じて、必ずしもどれが一番いいとは言い切れません。
しかし、それでもさまざまな点を考慮して、オススメを選ぶとすれば、それは圧着DMです。
3-1. 圧着DMが最強なワケ
圧着DMが最もオススメな理由は、主に次の5つの点にあります。
①送料が安い
②情報量を多く掲載できる
③開封率が高い
④印字・印刷がきれいにできる
⑤折り方や圧着の仕方で思う形のものを作りやすい
これらは、DMを送る上でどれも発信者が望むポイントです。
中でも、①と②はDMを作る上で最も重要なポイントになってきます。
圧着DMは、この両方を兼ね備えている点が最大のメリットと言えます。
圧着DMのメリット
- 圧着ハガキ、圧着封筒、ともにハガキの送料で、送ることができる
- 圧着ハガキは最大3つ折り6ページ分、ハガキの6倍の情報を掲載できる
- 圧着封筒は封筒サイズなので、圧着ハガキよりもさらに多くの情報を掲載できる
- 圧着封筒はミニレターの規定内重さなら、中に物を入れたり、ページを増やして送ることができる
- 圧着DMは、郵便局の規定を満たせば、郵便料金をさらに15%?48%抑えることができる
- バリアブル印刷に対応してもらいやすい
圧着DMがさらに料金を割引してもらえる可能性があるのは、郵便局の定めた、広告郵便物、区分郵便物、バーコード付郵便物といった割引対象の郵便物として認めらえる可能性が高いからです。
バリアブル印刷というのは、データに基づいて一部の印刷内容を変えて印刷する印刷方式なので、これに対応してもらえるということは、まるで個別に作成したようなDMを作ることが可能になるということなのです。
DMを受け取った人は、自分用に書かれたようなDMだと感じたら、読んでみようと思いますよね。
圧着DMは、中が見えず、貼り合わせてあるので、開きたくなる。それだけでも開封率が高くなると言われています。そこに、バリアブル印刷が加われば、より、レスポンス率アップにつなげられるわけです。
DMの種類にはいろいろありますが、これだけDM送付者が望む条件をクリアしているものは他にはありません。
この点で、圧着DMは多くのDM送付者にとって、最強のものと言ってもいいでしょう。
3-2. 圧着DMとは?
では、そもそも圧着DMとは、どのようなものでしょうか?
一言で言うと、印刷した紙を折って、ハガキや封筒サイズに貼り合わせたももので、圧着ハガキと圧着封筒があります。
圧着とは、糊やフィルムやニスを使って圧力をかけて紙を貼り付けたもので、折った状態でハガキサイズになるものを圧着ハガキ、定形の封筒サイズになるものを圧着封筒と言います。
圧着ハガキ
圧着ハガキに使われる圧着方法には5つありますが、DMでよく使われているのは、以下の3つです。
①フィルム(PP)圧着方式
②UVニス圧着方式
③ふち糊圧着方式
①フィルム(PP)圧着方式:普通紙に印刷・印字後、圧着加工(熱+高圧プレス)する
メリット
- 圧着面(中面)への印字・印刷がきれいにできる
- ラミネート加工されたような質感
- 普通紙(ただし、フィルムメーカー推奨紙)に印刷可能
- 社内での印刷・加工が可能なため、情報漏えい防止・個人情報保護法対策になる
- 窓抜きなどの特殊加工ができる
デメリット
- 接着力が弱いため、秘匿性の高い情報を送るのには向かない
- フィルムを使用するためコストが割高
- 熱を使って圧着するため、卓上タイプの機器では処理速度が遅い
- 上記2つの理由から大量生産には向かない
向いているDM
- 高画質DM
- ロットが少ないもの
- 1枚ごとに掲載情報が異なるものでもOK
②UVニス圧着方式:普通紙に印刷・印字後、接着面にUVニスを塗布し、熱+高圧でプレスする
メリット
- ①と同様に圧着面にきれいに印刷できる
- 圧着面に光沢が出るので、非常に高級感のある質感が出せる
- ①よりは圧着力が強い
- フィルムを使用しないので環境に優しい
- 比較的低コストで作れる
デメリット
- ①よりは圧着力が強いが、はがれやすいので秘匿性の高い情報を送るのには向かない
- トナー印刷との相性が悪いため、オンデマンドには向かない
- ニスを塗布する大掛かりな設備と高度な技術が必要なので、社内で行うのには向かない
向いているDM
- 高画質DM
- 大量ロットのもの
③ふち糊圧着方式:ふちだけに糊を塗布して圧着するもので、特殊な用紙を使い紙の質感を生かして作る
メリット
- 制作コストが安い
- 大量ロットに向いている
- 中面への書き込みが可能
デメリット
- ハガキでありながら、送料が封筒料金になってしまう
- (糊がふちにしか塗布されていないので、全面が圧着していることという圧着ハガキの条件をクリアできない)
- 圧着力は①②と同様に強くないので、秘匿性の高い情報には向かない
- 中面に光沢がないため、高画質を求めるものには向かない
向いているDM
- そこまで高画質のものを求めないDM
- アンケートや注文などを圧着面に書き込める形にしたいとき
その他の圧着ハガキ:先糊圧着と後糊圧着
糊が塗布された専用紙に印字や印刷をする先糊圧着や、印字・印刷した普通紙に糊を塗布して圧着加工する後糊圧着の圧着ハガキは、印字・印刷のクオリティがあまり望めないため、DMには不向き。ただし、圧着力が強いので、顧客に秘匿情報を送ったり、往復葉書で個人情報を送り返してもらう際には、有用。また、低コストなので大量印刷にも適している。
圧着封筒
封筒という名前が付いていますが、圧着封筒はミニレター(郵便書簡)です。
ミニレターは、封筒の裏が便箋になっている便箋・封筒一体型のもので、封書にも関わらずハガキ料金で送れるというメリットがあります。
印刷した紙に圧着加工を施すなどして、ミニレターの形にしたものが圧着封筒です。
3辺のミシン目を切り離すか、はがせるようになっています。
メリット
- ハガキと同じ料金で送ることができる
- 厚さ1cm、重量25g以内に収められば、工夫次第でオリジナリティあふれるDMを作ることができる
- 封筒の3辺を破って開ける必要があるが、中が知りたいという人間の心理が働くため、開封率をアップできる
デメリット
- 封筒の3辺を破って開ける必要があるため、面倒に思われる可能性もある
向いているDM
- 書簡風のもの
- 大きなチラシを送りたいとき
- 薄いカタログのような形で送りたいとき
- 中にクーポン券などを入れたいけど、郵送料を抑えたいとき
メリットにも書いたように、圧着封筒は、上記の厚さや重量を超えなければ、さまざまな工夫ができます。
- A3サイズの大きな紙を折り込んで定形の封筒サイズにする
- ふち糊タイプの圧着にすることで、中を数ページのカタログのような作りにすることもできる
- クーポンやカードなどを入れて送る
などなど……
定形外の圧着ハガキ
圧着ハガキには、大きいものではA4の大きさのものがあります。
ハガキは定形でなければ、封書の定形外と同じ規定になりますので、通常のハガキよりは送料は高くなりますが、それでも、封書で送るよりも重量を落とせるので、送料が抑えられるのが魅力です。
例えばA4の圧着ハガキなら次のようなメリットがあります。
- サイズが大きいので、届いた時のインパクトが大きい
- 大きな写真が掲載できる
- かなりの情報量を掲載することができる
- 冊子になるように糊付けすることで、薄いカタログのようにできる
- 折り込んで最大新聞紙の見開きの大きさまでのものが入れ込める
つまり、折り方や糊付けの工夫にいより、入れたい情報量を入れたにも関わらず、最小限の郵送料で送ることができるのです。
定形外の圧着ハガキには、ポップアップするように仕掛けを入れられたものもあります。
開封すると中に仕掛けた形が浮き上がり「飛び出し絵本」のようになるのです。
これも、ハガキのサイズでは難しいですが、大きなハガキになったことで、可能になったと言えるでしょう。
工夫次第で、かなりフレキシブルに思い描いた形のDMが作れる。しかも、それを安い送料で送ることができる。それが定形外の圧着ハガキの利点です。
DMの効果について知りたい方におすすめ
4. ハガキー手軽さ・安さ・開封率が一番
4-1. ハガキ(定形)
ハガキは昔も今も手軽にできるDMとして多くの分野で使われています。
メリット
- 最も手軽なDMの種類
- 開封率が高い
- イベントの案内やキャンペーンや新商品の告知、季節の挨拶と、さまざまな用途に使える
- コストがあまりかからない
- テンプレートや素材などが豊富で、社内でも簡単に作成できる
- ハガキを買って印刷してそのまま投函できるので、手間も負担も少ない
デメリット
- 掲載できる情報量が少ない
- 隠せないので、誰にでも内容を見られてしまう
- 開封率は高いが、情報量が少ないので、レスポンスにつなげにくい
向いているDM
- 新規顧客開拓など、幅広く多くの人に送るDM(コストをかけず、相手に負担を感じさせずにアプローチできる)
- パーティーなどの簡単な案内状
- ハガキそのものをクーポンにする
4-2. 定形外のハガキ
定形外のハガキにはいろいろなタイプのものがあります。
中でも、A4サイズのハガキは、「比較的安価なのに掲載できる情報量が多い」ことで人気があります。
メリット
- 個性を出せる、目立つ
- コストが安い
- サイズが大きいものは、多くの情報を掲載できる
- サイズが大きいものは、大型の商品や不動産などの写真を掲載しやすい
- 特殊なサイズのものは、メッセージ性が高い
デメリット
- 圧着ハガキほどは情報量を掲載できない
- 隠せないので、誰にでも内容を見られてしまう
向いているDM
- A4などの大きなハガキは、不動産など、商品のサイズが大きいものに向いている
- 新商品の紹介など、1つの商品を強くアピールしたいとき
- イベントなどの招待状のようにしたいとき
5. 封筒ー購買に直結する情報が届けられる
封筒は、他のDMの手法に比べてコストはかかります。
ですが、例えば注文に直結するカタログなどの厚みのあるものを送付するには、封筒が最も効率的な方法なのです。
5-1. 封筒DMが購買に直結する理由
最近は、Webカタログから注文するのが当たり前という人も少なくないでしょう。
Webカタログは、どこにいてもスマホからも見られて、便利。欲しいものが明確なら、検索ですぐに探し出せる上、複数のお店の価格を比較することもできるので、とても便利です。
しかし、それでも紙のカタログには根強い人気があります。
Webカタログは
- 複数の商品を見比べるときにページを移動する必要がある
- 情報が多すぎて混乱してしまう
- 画面だけでは写真の全体像が見えないことがある
というデメリットがあり、また、企業側にとっても「アクセスしてもらえないと見てもらえない」からです。
冊子のカタログには、開封してもらえれば
- 注文しようと思っていなくても雑誌のように読んでもらえる
- 届けるだけでアクセスにつなげられる
というメリットがあります。
冊子のカタログで購入を決め、Webで注文するという人も少なくないでしょう。
つまり、カタログは購買に直結する情報なのです。
これを送るために、今も多くの企業が封筒DMを採用しているのです。
5-2. 封筒DMの種類
DMで使われている封筒に、どのような種類があるのか、大きさによる効果の差、参考価格などは「開封率をアップするダイレクトメール封筒(DM封筒)の作り方」で紹介しています。
ここでは、それぞれのメリット、デメリット、どんなDMを送りたいときに向いているかという点に絞ってご紹介します。
紙の封筒
DMで使われる紙の封筒には、白い封筒、色封筒、クラフト封筒の3種類があります。
大きさや色・素材によって、少しずつメリットやデメリットも異なりますが、大まかなところでは、以下の通りです。
メリット
- クラフト封筒をのぞき、重要な書類という印象を与えることができる
- 小さいサイズのものは、手書き風や手作り感が出せる
- 中が見えないことを利用して、封筒ならではの仕掛け(封筒→中身へと2段階で顧客の関心を捉える工夫ができる)
デメリット
- コストがかかる
- 厚みのあるものを入れると破れやすい
- 中が見えない
向いているDM
- きちんとした印象を与えたいものを送るとき
- 手書き風・手作り感を出したいとき
- カタログやチラシなどを送りたいとき
ビニール封筒
ビニール封筒は中が見える上、封筒自体のコストが安いため、多くのDMで使われています。
カタログやチラシを入れてそのまま送ることもできますし、中が見える特性を生かして、アイキャッチやコピーを見えるところに入れることも可能です。
DMで使われているビニール封筒は、実際はビニールではなくポリプロペン製で、その頭文字をとって、OPP封筒とCPP封筒と呼ばれています。
透明度は、OPPの方が高いですが、丈夫さではCPPの方が上。チープな印象を与えると言われるOPPに対し、高級感を感じさせられるのもCPPです。
しかし、OPPは値段が圧倒的に安い。その作り方やデザインでデメリットを克服することもできるので、DMでよく使われています。
OPPのデメリットを克服する1つの方法が、片面白ベタ封筒。
封筒の表面を白ベタ印刷してあるもので、表は見えず、裏は見えない形になっています。
これは、ビニール封筒の中が見えるゆえのデメリット(見えてしまうから、興味を持てない人は読まれず捨てられてしまう)を克服してくれます。
見えるところに見せたいものを入れ、半分は隠す。
これにより、もっと中を見たいという気持ちを引き起こし、開封率アップにつなげるのです。
また、片面白ベタ封筒は、通常のOPP封筒よりもインクが載っている分丈夫です。そして、何よりもチープな印象を覆し、きちんとした印象を出してくれるというメリットがあるのです。
ビニール封筒のメリット、デメリットは以下の通りです。
OPP封筒 | CPP封筒 | 片面白ベタ封筒(OPP) | |
メリット | ・安い ・中がクリアに見える |
・丈夫 ・高級感を与えられる ・紙封筒よりは安い |
・表面からは中が見えず、裏面は中が見える ので、ビニール封筒のメリットを生かせる ・印刷してある分、通常のOPPよりも丈夫 ・印刷面には手書きで文字を書くことができる ・表面が白いので、きちんとした印象を与えることができる |
デメリット | ・裂けやすい ・チープな印象を与える |
・寒さに弱い ・OPPよりは高い | ・やや高いが紙封筒よりも安いものもある |
向いているDM | ・チラシなどあまり厚みのないものを送るとき ・新規顧客開拓など、コストをあまりかけたくないとき |
・カタログなど、厚みのあるものを送るとき ・固定客やリピーターに送るとき | ・カタログやチラシなどの一部の写真を強調して見せたいとき ・見えない効果を狙ってカタログなどを送りたいとき |
5-3. その他のDM用封筒
紙封筒は、中が見えないために封筒印刷が必要だというデメリットがあり、ビニール封筒は、中が見えるメリットが逆にデメリットになるということがあります。
そこで、最近では、それらのデメリットを克服するために、以下のような封筒も出ています。
- 宛名窓付封筒:宛名部分だけくり抜かれていて、ビニールが裏から貼ってある紙封筒
- 片面白ベタ封筒(ビニール封筒):表面にだけ白ベタの印刷が施された封筒
- 片面半分白ベタ封筒(ビニール封筒):表面の半分に白ベタ印刷が施された封筒
封筒の中でも、特にオリジナルの封筒はコストがかかります。
でも、最近は上記のように既成でありながら、すでに何らかの工夫が施されているものもありますので、既成の中に欲しいものがない場合でも、あきらめずに探したり、業者に相談してみると良いでしょう。
封筒に関しては以下の記事に、より詳細をまとめていますので参考にしてください。
まとめ
開封率より大量告知を目指すならデジタルDM
メールやSNSは、まずはある情報を拡散する!というときに有効。
配信する場合は、目的とターゲットを絞って行うことが重要です。
新規顧客開拓はハガキ
コストがかからないのに、レスポンス率が高い。
手軽に使えるはがきは、少ない情報でも、コストをかけずにきちんと伝えたい!
そんなときに使うといいでしょう。
そういう意味で、新規顧客の開拓やイベントへの案内などに有効です。
封書で多くの情報を送りたいときは封筒
書類やチラシ、カタログなどを送りたいときは、当然封筒になりますよね。
ただ、封筒はコストがかかるのがネックになります。
それほど重くないカタログやチラシなどをとにかく安く送りたいなら、OPPのビニール封筒で。
多少コストがかかってもきちんとした印象のものにしたいなら、紙封筒か片面白ベタのビニール封筒で。
厚みのあるカタログを送るときはCPPのビニール封筒にすると良いでしょう。
たくさんの情報を安く送る!開封率アップも目指すなら圧着DMが有効
たくさんの情報を送るという点では封筒がもちろん一番です。
ただ、封筒は開封率の点で他の紙のDMに劣る傾向があります。
重くなれば、コストもかかりますし、制作においても封筒がある分高くつきます。
圧着DMはその悩みを解決してくれます。
厚いカタログは送れませんが、薄いカタログになるような形にすることも可能です。
折り方を工夫すれば、チラシと同様の情報を送ることができるのに、送料がとにかく安くつく。
機械を導入することで社内で作成することも可能です。
DMの種類を選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。