「ラクスルのポスティングを利用してみたいけれど、評判はどうなのかな?」
「利用したらよくなかったという声も聞くけれど、何がダメなんだろう?」
ラクスルのポスティングを考えている人の中には、そんな疑問や不安を抱いている人もいるでしょう。
実際、SNSや口コミサイトでラクスルの評判を調べてみると、以下のような評判がありました。
<いい評判>
- 安くて早く印刷してくれて、オプションでポスティングもしてくれる
- ラクスルのポスティングで売上アップと仕事の効率化を同時にできた
<悪い評判>
- ポスティング禁止のマンションに配布してトラブルになった
- 大量に配布依頼したのにお客が来ない、手配りの方が来る
- 配布依頼したエリアの知人宅にチラシが配布されていなかった
大きく分けて、いい評判は「安さ・早さ」に関する評価、悪い評判は「配布の質が悪い」ことに関する不満が多いようです。
これはどうやら、ラクスルが印刷もポスティングも自社では行わず、全国の提携業者に外注していることが一因のようです。どの業者に当たるかによって、印刷の質もポスティングの質も異なるというわけです。
ですからそれを踏まえた上で、上手に利用するという手もあるでしょう。
そこでこの記事ではまず、ラクスルのポスティング 利用者からの評判についてリアルな声を紹介します。
それを踏まえて、
- ラクスルのポスティングのメリット・デメリット
- ラクスルのポスティングが向いている例・向かない例
を解説しますので、利用するか判断の参考にしてください。
この記事を読み、あなたがラクスルのポスティングを利用するかどうかを適切に判断し、上手に利用できるようになることを願っています!
目次
1. ラクスルのポスティング|いい評判&悪い評判
ラクスルは本来「ネット印刷=インターネットで印刷物を注文できるサービス」なので、ポスティングはオプション扱いです。
配布のみのプランがなく、かならず印刷とセットで依頼する必要があります。
そのせいか、「ポスティング」についてのコメントは非常に少ないのですが、SNSや口コミサイトからできるだけ集めてみた評判、利用者からの生の声を以下に紹介します。
1-1. いい評判
ラクスルのポスティングを利用してみて「よかった」という人の体験、意見を紹介します。
チラシの作り方
ラクスルさんなら、100部2000円でデータ入稿の翌日に届けてくれました!便利!
しかもオプションで、ポスティングまでやってくれます?#カフェ #広告 #チラシ #ラクスル #ポスティング #集客 #コーヒー pic.twitter.com/JbJWWoWij8
— (準備中)cafesoco (@cafesoco1) August 9, 2019
ラクスル凄いなあ。ポスティング1.5万部、今日13日にデータ入稿して印刷して配布完了が17日ですよ。信じがたい…。もう一回確認取ろうかなあ。
— 焼鳥どんオーナー日垣 (@higakiyakitori) December 13, 2019
また、口コミサイトでは以下のようなコメントもありました。
【口コミサイトの「いい評価」コメント】(要約)
「自社でポスティングをする場合、独自でバイトを募集していたため採用にも時間がかかっていたが、ラクスルのポスティングを使ったおかげで売り上げのアップと効率化が同時に図れた。」
「広告の印刷コストを大幅に削減できただけでなく、ポスティングに費やしていた時間を他の仕事に使うことができるため、作業効率も上がった。」
総合すると、やはり印刷とポスティングがワンストップでできる便利さ、安さ、早さが人気のようです。
1-2. 悪い評判
一方で、利用したがよくなかったというコメントもありましたので紹介します。
TVCMもしている「印刷のラクスル」という会社にポスティング依頼しました
「広告の投函禁止」と書かれている建物にチラシを投函されてしまい
抗議したところ「禁止」としか書かれていない場合は無視だそうです 写真の看板の建物にポスティングするのもラクスルとしては正常とのこと pic.twitter.com/lxHoOaF5d8— コインランドリーステラ 春日部 (@stella_kasukabe) April 27, 2017
ラクスルでビラ配布したら、うちは配布禁止で1時間以内に取りに来ないと廃棄代1万円とか言われて困っている、どうしたもんか
— べろん (@tobitattaabacus) March 11, 2018
俺氏田舎住み…
家族経営で今雀荘経営してるんやけど(他にもあるけど)ラクスルでチラシ配布注文したわけよ
3万5千円分位やけど
配布完了通知来たのに家とか家の周辺全くチラシ入ってなかったんよね?
連絡取りたくもない元カノとかも聞いてみたけどどこ聞いても入ってなくて問い合わせ…下に続く
— でぃーちぇ@CDB (@Deche_grow) September 24, 2019
ラクスルって印刷は安いんだけどポスティングが他社の倍くらいしてるんだよなー。ポスティングは最小にして手元に残す分で大量発注してポスティング安い他社使おうかな。
— みゆき嬢 (@abazurebitch) October 12, 2016
オススメのポスティング会社ありませんか??
ラクスルさんに超絶お願いしたかったのですが日付指定のポスティングができずに断念・・・どこかオススメあれば教えてください。
— 村上浩輝 ツクルバ エンジニア・デザイナー募集中 (@hirokidmc) March 10, 2015
また、口コミサイトでは以下のようなコメントもありました。
【口コミサイトなどの「悪い評価」コメント】(要約)
「ラクスルでポスティングをしたが反応がゼロなので、配ったルートを教えてもらったところ、そのルート上にある友人数名の家には1枚もポスティングされていなかった。」
「15,000枚のポスティングを20万円で頼んだが、ひとりもお客が来ない。手渡しした方がたくさん来た。」
1-3. 【一覧】ラクスルのポスティングの評判まとめ 総評
これらいい評判・悪い評判をわかりやすい一覧表にまとめると、以下のようになります。
いい評判 |
悪い評判 |
---|---|
◎チラシ100部2000円でデータ入稿の翌日に届けてくれて便利。 ◎ポスティング1.5万部、データ入稿から配布完了まで4日間とは信じがたい…。 ◎自社でポスティングをする場合、独自でバイトを募集していたため採用にも時間がかかっていたが、ラクスルのポスティングを使ったおかげで売り上げのアップと効率化が同時に図れた。 ◎広告の印刷コストを大幅に削減できただけでなく、ポスティングに費やしていた時間を他の仕事に使うことができるため、作業効率も上がった。 |
「広告の投函禁止」と書かれた建物にチラシを投函されてしまった。 3万5000円分のチラシ配布を頼んだら、配布完了通知が来たのにチラシが入っていなかった。 ラクスルは印刷は安いがポスティングは他社の倍くらいする。 依頼したかったが、日付指定ができなかった。 ラクスルでポスティングをしたが反応がゼロなので、配ったルートを教えてもらったところ、そのルート上にある友人数名の家には1枚もポスティングされていなかった。 15,000枚のポスティングを20万円で頼んだが、ひとりもお客が来ない。手渡しした方がたくさん来た。 |
この比較を一見すると「悪い評判が多い=よくないんだな」と感じてしまいますよね。
ただ、SNSや口コミには、不満や怒りの書き込みはよくありますが、いい評価については、よほど感激した場合以外はなかなか書き込まれにくいものです。
「だいたい満足した」という人の意見などは表面に出づらいでしょう。ですからこの評判がそのままラクスルの評価という訳ではないことを理解しておいてください。
ラクスルのポスティングにはデメリットもありますが、もちろんメリットもありますので、次章ではその点を解説していきましょう。
※参照サイト:「みんなの評判ランキング(みん評)」「Shopre(ショプレ)」「いろいろ評判ランキング」「オリコン顧客満足度ランキング」ネット印刷通販の比較・口コミ
2. ラクスルのポスティング4つのメリット
ここまでラクスルに対する個人の評価を見てきましたが、さらに客観的な評価も知っておきたいですよね。
そこでこの章と次の章では、一般的なポスティング業者と比較したラクスルのメリット、デメリットについて検証していきましょう。
2-1. 印刷からポスティングまでまとめて安く依頼できる
口コミでも挙がっていたように、印刷からポスティングまでをワンストップで任せることができ、トータルの料金が安いことが魅力です。
もちろんラクスル以外にも、印刷からポスティングまでまとめて請け負う印刷会社やポスティング業者は全国にたくさんあります。
そのうちの5社をランダムに抽出して料金を見てみましょう。
業者 |
チラシサイズ・部数など |
料金 |
備考 |
---|---|---|---|
ラクスル |
A4片面カラー・1000部 |
10,000円〜(税別) |
|
A社 |
A4片面カラー・1000部 |
40,000円〜(税別) |
|
B社 |
A4片面カラー・1000部 |
9,700円〜(税別) |
|
C社 |
A4片面カラー・1000部 |
9,355円〜(税別) |
|
D社 |
A4片面カラー・3000部 |
48,000円〜(税別) |
|
E社 |
A4片面カラー・5000部 |
46,640円〜(税別) |
|
トータルで見るとラクスルより多少料金が安い業者もありますが、その場合は配布エリアがひとつの県に限定されていたり、デザインを別途作成して持ち込まなければならないなどの条件がつくことが多いようです。
また、最少部数が3,000部、5,000部、中には10,000部以上という業者も多く、地域密着型の商店などでは利用しづらいとも言えるでしょう。
ラクスルの場合、
- 印刷+ポスティングを全国的に展開している
- 1000部という少部数から注文できる
- デザイン料が別途で必要ではない
という点で、他業者とは差別化して評価されているようです。
2-2. 全国的に展開している
前項とも重複しますが、ラクスルは多くの都道府県にわたって広くサービスを展開しています。
公式サイトによると、配布エリアは「36都道府県496市区町村(2016年6月29日現在)」で、現在未対応のエリアでもどんどん対応できるようになる予定だそうです。
ポスティング業者の中には、「A県・B県・C県のみ」「D県の◯◯町・△△町・××町・◇◇町のみ」とエリアを絞り込み、地域密着型でサービス提供しているものも多くありますが、ラクスルはその対極のサービスと言えるでしょう。
例えば「いくつかの県にまたがってポスティングしたい」「支店ごとに近隣にポスティングしたい」といった場合などは、いくつもの業者に依頼するのではなく、ラクスルで1本化することができて便利です。
2-3. 24時間いつでもHPで見積もり・依頼できる
ラクスルの公式サイトでは、見積もりからデザイン作成、申し込みまでの一連の流れをすべてネット上で完結できるようになっています。
そのため、忙しくて時間がない人でも、24時間いつでも好きなときに申し込むことができるのが利点です。
一般的なポスティング業者であれば、営業時間内に電話で問い合わせをしたり、ときには先方の会社まで打ち合わせに出向く必要がある場合も多いですが、その手間と時間を節約できます。
2-4. 配布後に報告書がもらえる
ラクスルのポスティングを利用すると、配布後には「ポスティング報告書」を出してもらえます。
配布完了日から1週間程度で、ラクスル公式サイトのマイページに報告書がアップされ、「配付日」「配布地域」「配布部数」が確認できるようになっています。
ポスティングを依頼する際には、「本当にきちんと配ってくれているのか?」と疑問や不安を感じる人は多いと思いますので、そのエビデンスとして報告書を確認できるのはひとつの安心材料になるでしょう。
3. ラクスルのポスティング5つのデメリット
前章ではラクスルのメリットを4つ挙げましたが、もちろんデメリットもいくつかあります。この章ではそれらをくわしく説明していきましょう。
3-1. ポスティング料金としては高い
ラクスルの印刷+ポスティングは、1000部で10,000円〜という低価格が売りです。
ただ、ラクスルでは「ポスティングのみ」のサービスは行なっていないため、「ポスティング料金」というものは存在しません。
仮に上記の料金を「印刷」と「ポスティング」に分けてみた場合、実はポスティングの料金は高めなのです。
例えば、上記の「A4片面カラー・1000部/10,000円」のケースで考えてみましょう。これをラクスルの公式サイト上で「印刷のみ」で見積もってみると、「2,080円〜(税別)」となります。
したがってこの場合の「ポスティングのみ」の料金を算出すると、「印刷」+「ポスティング」10,000円 ー 「印刷」2,080円 = 「ポスティング」7,920円です。つまり、1枚あたりのポスティング料金は約7.9円なのです。
ポスティングの費用は地域や部数、全戸配布か対象を指定するセグメント配布かなどの条件によってかわりますが、一般的には、
- 東京都内でエリア指定・全戸配布の場合:4〜6円
- 地方でエリア指定・全戸配布の場合:6〜8円
- 東京都内で配付日・エリアの指定なしの場合:2〜4円
- 地方で配付日・エリア指定なしの場合:4〜6円
といった金額であれば、リーズナブルな価格と言えるでしょう。
これらと比較した場合、最低料金が7.9円〜のラクスルは決して安いとは言えません。
コストを抑えることにこだわるなら、
- 印刷はラクスルで
- ポスティングは地元の業者のうちなるべく安いところで
と分けて依頼するのがベストでしょう。
3-2. 下請け業社によって質がまちまち
実はラクスルは、印刷もポスティングも自社では行なっていません。
提携している印刷会社、ポスティング業者にすべて外注しています。
そのため、提携業者の質にバラつきがあり、運が悪ければレベルの高くない業者に当たってしまうリスクがあるのです。
ラクスル利用者の口コミでも、「印刷がとてもきれいだった」という人もいれば、「紙や色が見本と違っていた」という人もいて、正反対の評価があるのは下請け業者の質の違いだと思われます。
ポスティングに関しても、「問題なかった」という声がある一方で、「指定エリアに配られていなかった」「ポスティング禁止の住宅に配布してクレームになった」というコメントが見られました。
申込者側から担当業者を指定することはできず、スケジュールが合った業者が担当するので、「前回がよかったので今回も大丈夫」とは言い切れないのもネックです。
3-3. ポスティングのみの依頼はできない
前述したように、ラクスルには「ポスティングのみ」のプランはありません。
むしろ印刷こそが本業なので、ポスティングはオプションサービスのような位置づけと捉えるといいでしょう。
「うちのエリアでポスティングを請け負ってくれるのはラクスルしかないが、チラシの印刷は今までずっとお願いしてきた地元の印刷会社に頼みたい」といった希望がある場合には、ラクスルでは対応してもらえません。
3-4. 配布日の指定ができない
多くのポスティング業者では、配布希望日の指定ができます。
というのも、チラシを配布する曜日や時期によって効果に違いがあります。
ピンポイントで「◯月◯日に」という希望に対応してくれる業者、「◯月◯日から◯日以内」と期間を指定できる業者などまちまちですが、できるだけ効果的な曜日や日付に配布してもらえます。
が、ラクスルの場合は配付日や配布開始日、配布期間の指定ができません。
厳密に言えば、「配布完了希望日」の指定はできるのですが、これはあくまで希望であって確約されてはおらず、「印刷データの審査に時間がかかった」などの理由でずれ込む可能性があるのです。
「週末に配りたい」「月末のお給料日直後を狙いたい」と希望しても、その通りにしてもらえなければ、チラシの効果に違いが出てしまうリスクがあるというわけです。
ポスティングの曜日について知りたい方におすすめ
3-5. 配布エリアを自分で決めなければいけない
ポスティングで効果を上げるには、配布エリアの選定が非常に重要です。自分の会社や店舗のターゲットになる層が多く住んでいるエリアを選んでチラシを配布することで、レスポンス率がアップするからです。
そのため多くのポスティング業者では、エリアごとに居住者の性別、年齢、家族構成、年収などをセグメントしたデータを持っていて、配布エリアのアドバイスをしてくれます。
残念ながらラクスルには、そのサービスはありません。
自分でリサーチをして、配布エリアを決定した上で申し込まなければいけないのです。
どのエリアにどんなターゲット層が住んでいるかは、口コミやネットなどで広く情報を集めなければわかりません。ときには実際に自分で歩き回って、家の様子や自家用車の車種、周辺環境などを確かめる必要もあります。
ラクスルのポスティングを利用しながら他の業者同様の効果を上げたければ、リサーチに手間と時間をかける覚悟が必要なのです。
4. ラクスルのポスティングが向いている例・向かない例
ここまで述べたように、ラクスルにはいい面・悪い面どちらもあります。
この章ではそれを踏まえた上で、ラクスルのポスティングを利用したほうがいいケース、逆にオススメできないケースを挙げていきましょう。
4-1. ラクスルのポスティングが向いている例
ラクスルのポスティングが向いているのは、2章で挙げたメリットを享受できる場合です。
具体的には、
- 印刷からポスティングまでをワンストップで1社に任せたい
- 忙しすぎて昼間にポスティングの問い合わせや打ち合わせの時間を取れない
- 複数の県や広範囲にわたってポスティングしたい
- 配布エリアとターゲットについてよく知っていて、ポスティング業者のアドバイスが必要ない
といったケースが挙げられます。
手間と時間を節約したい、という場合には便利に利用できるでしょう。
4-2. ラクスルのポスティングが向かない例
反対にラクスルより他の手段を利用したほうがいいのは、以下のようなケースです。
- 少しでもコストを抑えたい
→印刷はラクスル、ポスティングは地元の低料金な業者を探すのがベスト - 印刷会社は決まっていて、ポスティングだけ依頼したい
- ポスティングの効果を上げるため、配付日を指定したい
- ブランドイメージにこだわる企業など、絶対にクレームを避けたい
- 配布エリアについて土地勘がなく、ターゲット層のセグメントができない
上記のような場合は、地元に強いポスティング業者を探すとよいでしょう。
5. ラクスルのポスティングを利用する際の注意点
以上のような評価を踏まえた上で、やはりラクスルを利用したいという場合には、リスクをできるだけ回避するための注意しておいたほうがいいポイントがあります。
最後にそれを挙げておきましょう。
5-1. 事前に配布エリアをリサーチしておく
デメリットの章でも触れたように、ラクスルには配布エリアの情報を提供してくれたり、アドバイスしてくれたりするサービスはありません。
配布エリアは自分で決定しなければならないのです。
そこで、申し込みをする前に十分にリサーチをしておきましょう。
まず、地図を用意して以下の情報を集めて記載していきます。
◾️各地域にくわしい人から地域の事情をヒアリングし、自社・自店舗のターゲット層が住んでいそうな場所を絞り込む
◾️市町村の公式サイトで、番地ごとの世帯数や男女別人口を調べる
◾️実際に地域を歩いてみて、エリアごとの特性を調べる
- 戸建が多いかマンションが多いか
- 高級住宅街か新興住宅地か古くからの住宅地か
- マンションやアパートは、独身向けかファミリー向けか学生向けか
- 駐車スペースにとめてある車種は何か
→高級車かファミリーカーかなどで富裕層かどうかをはかる
その他、実際にポスティングしたことのある人からの経験談や、街情報サイトの口コミなど、できるだけたくさんの情報を集めて、ターゲット層がどのエリアに多いか、配送エリアをどこにするのかを決めておきましょう。
5-2. 最初は少部数から依頼してみる
デメリットの章でも触れましたが、ラクスルの特性として印刷もポスティングも提携業者によってクオリティに差が出てしまう恐れがあります。
はじめて利用するときに、いきなり大部数を依頼して失敗すると残念なので、まずはお試し感覚で少部数を依頼して様子を見るというのもいいでしょう。
5-3. 配布後に実際配布されたかチェックする
悪い口コミの中に、「依頼した配布エリアに配布されていなかった」というコメントがありました。
ポスティングを依頼する人がもっとも心配することのひとつが、この「ちゃんと配布されない」という可能性です。
ラクスルでは配布後に報告書をもらえると言っても、配付日・配布場所・配布枚数を知らされるだけなので、本当にその通りに配布されたことのエビデンスとしては弱いとも言えます。
そこで、不安がある人は配布報告書をもらったあとに自分で確認することをお勧めします。
配布エリアに住んでいる友人や知人に、「◯月◯日にチラシが入ったか」を聞いてみましょう。宣伝したい自分のお店や企業が公式SNSアカウントを持っている場合は、そこで「◯月◯日に◯◯町に広告をポスティングします(しました)」と呼びかけて反応を集めるのもいいかもしれません。
もし、信頼できない結果が出てしまった場合は、ラクスルのカスタマーサポートに説明を求めるとともに、対応によっては次回からの利用を見直す必要があるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
ラクスルのポスティングについて、さまざまな評判を知ることができたことと思います。
では最後に記事の内容をまとめてみましょう。
◎ラクスルのポスティング 利用者からは、いい評判も悪い評判もある
◎ラクスルのポスティング4つのメリット
- 印刷からポスティングまでまとめて安く依頼できる
- 全国的に展開している
- 24時間いつでもHPで見積もり・依頼できる
- 配布後に報告書がもらえる
◎ラクスルのポスティング5つのデメリット
- ポスティング料金としては高い
- 下請け業社によって質がまちまち
- ポスティングのみの依頼はできない
- 配布日の指定ができない
- 配布エリアを自分で決めなければいけない
以上を踏まえて、あなたがラクスルのポスティングを利用するかどうか適切に判断できることを願っています!