「加入促進のチラシはどんな風に作れば良いのだろう。普通のチラシとは違うのかな?」
「反響が得られる加入促進チラシの内容やデザインってどんなもの?」
記事をご覧のあなたはこんな悩みをお持ちかもしれません。
加入促進のチラシは、告知や宣伝の一般的なチラシとは目的を異にしているので、作る際には「加入促進ならでは」の留意するポイントを抑えておかねばなりません。
加入促進チラシの目的とは、言うまでもなく「ターゲットの加入を促すこと」です。
記事では、ターゲットの加入を促すために必要な「3つの鉄則」を解説します!
- ターゲットに寄り添うキャッチコピーをつける
- メリットをしっかり伝える
- レスポンスデバイスを明記する
また、参考になるさまざまな業種の事例を6選ご紹介します。
見て頂ければ、加入促進チラシのイメージが具体的になり、自社チラシの案がすぐにいくつか浮かんでくるでしょう。
さらに、加入促進チラシだからこそ気をつけなければいけない注意点もお伝えします。
- 内容を詰め込み過ぎない
- 信頼性のないメリットは謳わない
- ハイセンスなら良いとはいえない
これらに留意すれば失敗なくチラシを作ることができ、反響が期待できます。
記事を参考に、ぜひターゲットの目を惹き心に響くチラシを作成してくださいね。
目次
1. 反響が得られる加入促進チラシ|3つの鉄則
加入促進チラシを効果的に作るためには、外してはならない3つの鉄則があります。
- ターゲットに寄り添うキャッチコピーをつける
- メリットをしっかり伝える
- レスポンスデバイスを明記する
ひとつずつ具体的な例を挙げて解説します。
これらの鉄則を守れば、成果の期待出来るチラシを作ることができますので、しっかり把握して活用してくださいね。
1-1. ターゲットを見据えたキャッチコピーをつける
加入促進を目的としたチラシでは、キャッチコピーはターゲットを見据えたものにしなければなりません。
チラシを手に取るか、その中身を読むかはほとんどキャッチコピーで決まるといっても過言ではありません。
一番に目に付くキャッチコピーが、加入して欲しい人(ターゲット)の心に響かなければ、その人たちに興味を持って見てもらえないわけで、当然、思ったような成果は得られません。
ただし、加入促進チラシの場合、誰もの目を惹くキャッチコピーと考えるのは間違いです。不特定多数の人がキャッチに惹かれてチラシを見てくれても、加入につながらないのでは何の意味もありません。
面白いキャッチコピーや、上手いキャッチコピーである前に、何より「ターゲットが注意を向けてくれるキャッチコピー」でなければならないのです。
では、ターゲットが注意を向けてくれるキャッチコピーとはどういうものなのか?…
「〇〇会員募集」のような主旨がシンプルに示されるものも有効ではありますが、他と差がつくキャッチコピーとして以下の2パターンがおすすめです。
- ターゲットに寄り添うキャッチコピー
- ベネフィットを伝えるキャッチコピー
それぞれ説明していきましょう。
ターゲットに寄り添うキャッチコピー
ターゲットは、自分に寄り添ってくれている!と感じるキャッチコピーに興味を惹かれます。
そのためには、チラシが彼(彼女)に向けられたものと感じてもらえるような言葉を選びましょう。
以下の2つの要素を踏まえて考えてください。
- ターゲットにピッタリあてはまる状況を表す
- ターゲットの悩みに寄り添う
具体的な例を表にまとめましたのでご覧ください。
【寄り添うキャッチコピー/例】
ターゲットにあてはまる状況を表すキャッチコピー |
---|
「〇〇町に引っ越してきたばかりのあなたへ」 「シングルで子育て奮闘中の女性に耳寄り情報」 「結婚を考える40代の方へ」 |
ターゲットの悩みに寄り添うキャッチコピー |
「〇〇がわからなくて困っているならおまかせください」 「保険に興味はあるけど本当に必要?と加入を躊躇っている方へ」 「大人ニキビに悩まされていませんか?」 「50代でも痩せたい!くびれが欲しいあなたへ」 |
いかがでしょう。
ターゲットに寄り添うキャッチコピーが上手く使われている実例もご紹介しますので、合わせて参考にしてください。
【実例①】
【実例②】
ベネフィットを伝えるキャッチコピー
ベネフィットとは一般に「利益」のことですが、加入促進に特化していうと「加入することによって得られる良いこと(効果や成果)」を差します。
ターゲットは興味深いベネフィットが示されたチラシに目を留めます。
たとえば以下のような言葉です。
「町のみんなが友達になりました」 「毎日10分トレーニングで記憶力が甦る」 「ほうれい線が2週間で消えた!」 「頑固なくせっ毛がストレートなツヤ髪に!」 「相続の心配ごとが一気に解消」 「〇%割引がずっと続いて家計に嬉しい」 |
いかがでしょう。
実例も合わせて参考にしてください。
【実例①】
【実例②】
1-2. メリットをしっかり伝える
加入促進を目的としたチラシでは、加入によるメリットをしっかり伝えることが鉄則です。
加入することがチラシを見るその人にどんな良いことをもたらしてくれるか?それがチラシでしっかり伝わることで、加入したい!という気持ちを起こさせます。
チラシにメリットを載せるときは、ターゲットが見やすい場所に、わかりやすく載せることが大事です。
ここでは、メリットをチラシでしっかり伝える「効果的な載せ方」をいくつかご紹介しておきましょう。
【ひとつひとつ枠で囲む】
メリットをひとつひとつ枠で囲むと、見やすいので目を惹きます。
囲ってあることで特別感も増し、内容が魅力的に見えます。
例①)
例②)
【悩みに応える形でメリットを伝える】
悩みに応える形でメリットを伝えると、ターゲットは心を惹かれやすいです。
自分にあてはまる悩みをみて、チラシが「自分に向けられたもの」と感じるからです。
「〇〇に困っていませんか?」と語りかける形にして、「加入すればそれが解決するんだ!」と受け取ってもらえれば、それはターゲットにとって大きなメリットなので加入につながる可能性が高まります。
例①)
こんなお困りごとはありませんか?と語りかけて、メリットを婉曲的に伝えています。
例②)
残業、体調不良、たまのリフレッシュタイム…と、子育てママがSOSを出したいときを提示して、そんなときに利用できるメリットを伝えています。
【箇条書きにする】
シンプルに箇条書きにすることで、何より見やすく、どんなメリットがあるかがしっかりと伝わります。
以下の例のように「〇つのポイント」であるとか、「〇つのメリット」「選ばれる〇つの理由」というように小見出しをつけてその下に箇条書きでメリットを載せるのが効果的です。
例)
「4つのポイント」という小見出しをつけて、メリットを箇条書きでわかりやすく紹介しています。
いかがでしょう。
ターゲットにメリットが伝わるかどうかで、チラシの効果は大きく変わってきます。
反響を得られる加入促進チラシを作るためには、どうすればメリットがわかりやすく伝わり、魅力的に感じさせられるかを工夫するようにしてください。
1-3. レスポンスデバイスを明記する
加入促進チラシでは、レスポンスデバイスを明記することが鉄則です。
※レスポンスデバイス:チラシを受け取った人が申し込みや問い合わせをする手段のこと。
加入促進チラシの目的は、ターゲットに加入してもらうことであり、チラシを見てすぐ行動を起こせる道筋がそこになければ加入につながらないのです。
レスポンスデバイスと一口にいっても、昨今はたくさんの種類があります。
- フリーダイヤルの電話
- FAX番号
- 問い合わせ先のメールアドレス
- 応募フォームが載っているURL
- モバイルQRコード
年齢や職業、生活の状況によって使いやすいデバイスは違います。
どんなターゲットもチラシに興味を持ったらすぐ行動できるように、できるだけ多くの種類のデバイスを、わかりやすく載せるようにしましょう。
例①)
加入のためのチラシではありませんが、電話、ホームページ、QRコード、LINEからの問い合わせ先、住所など多くの手段を、わかりやすく記載していて参考になります。
例②)
QRコードを使った参加方法がわかりやすく図示されています。
いかがでしょう。
レスポンスデバイスは、チラシの表裏両面に記載するのがおすすめです。
たとえばターゲットが表面をみて興味を持って裏面まで見てもらえた場合、その裏面に申し込み方法がないと、迷ったり、気持ちが萎えたりすることがあるからです。
極端な感じがするかもしれませんが、それくらいターゲットは面倒臭がりだと考えて、「どうすれば楽に申し込んでもらえるか?」を工夫することが、効果的なチラシづくりにつながります。
2. 参考にすべき!加入促進のチラシ事例6選
加入促進チラシのイメージが具体的に湧いてきたでしょうか。
さらに良い案が思い浮かぶように、実際に使用されている加入促進のチラシ事例を6選ご紹介します。
- 【町内会】やさしさに誘われる親近感の湧くイラスト
- 【野球チーム】エネルギッシュなカラーと写真で惹きつける!
- 【進学塾】信頼性あるキャッチに「やる気」がそそられる
- 【職員組合】不思議とおかしみで引き寄せる
- 【ホテル】お得感満載!すぐ申し込める申込書付き
- 【地域の婚活】適度なロマンチックが秀逸!大人向けの婚活チラシ
どれも、参考になる工夫やアイデアが凝らされたチラシです。
業界を明記しましたので、興味のあるものからじっくりご覧頂けたらと思います。
2-1. 【町内会】やさしさに誘われる親近感の湧くイラスト
【表面】
【裏面】
札幌中央区町内会の加入促進チラシ(平成27年12月作成)です。
「町内会はじめまして物語」という物語仕立てになっていて、親近感の湧くイラストが、そこにある扉を開くようにやさしく誘ってくれます。
このチラシの場合は、キャッチコピーというよりその下の「知らない あの人。ご近所なのに 遠かった。」というリード文が、ターゲットに寄り添い、「私のこと?」と感じさせる役割を果たしています。
引越してきたばかりの人、地域で孤独感を感じていた人、何か地元に貢献したいと思っている人は、楽しそうな暖かいイラストに強く心惹かれるでしょう。
2-2. 【野球チーム】エネルギッシュなカラーと写真で惹きつける!
エネルギーを感じさせる赤でパワーのある印象を与えるチラシです。
目に飛び込んでくるレオパースというチーム名が格好良く見えますね。
新メンバーの「新」という字がイエローになっているところも、ワクワクさせてくれます。
少年たちのスナップが輝いていて、「いっしょにやろうよ!野球は楽しい」という言葉に自分が誘われたように感じて心惹かれる少年は多いのではないでしょうか。
2-3. 【進学塾】信頼性あるキャッチに「やる気」がそそられる
「内申点を伸ばします!」というベネフィットをしっかり伝えるキャッチコピーが効いています。
さらに良いところは、数字や攻略法を用いて、そのベネフィットに信頼感を持たせている点です。
裏付けまで記載してあることで、これを見たターゲットは納得感が得られ、行動する気を起こしやすいでしょう。
文字はかなり多めですが、それでも興味がある人は読みたくなる整理されたデザインと内容です。
入会までの流れがわかりやすく記載されているところも参考になりますね。
2-4. 【職員組合】不思議感とおかしみで引き寄せる
出典:一橋大学教職員組合
「ん?何のチラシ?」と興味を惹くチラシです。
キャッチコピーは鉄則からすると逸れているのですが、こちらは共感ではなく「何ソレ、おいしいの?」というおかしみでターゲットを引き寄せる工夫をしています。
レスポンスデバイスが表面にありませんが、「ご相談・加入の申し込みは裏面連絡先へ。」という帯で示すことで裏面に誘導しているのも良いアイデアですね。
不思議感とおかしみでターゲットを引き寄せる少し変わった事例ですが、他と違った加入促進チラシを求める場合は良い参考になります。
2-5. 【ホテル】お得感満載!すぐ申し込める申込書付き
「新規会員募集中」というある意味平凡なキャッチコピーですが、画像やカラーリングに高級感があって目を惹きます。
パッと見ただけで、特典、プラスα、無料、1ランクUP、プレゼント…とお得な情報がどんどん目に飛び込んできて、手に取ってしっかり読みたくなりますよね。
盛り沢山ですが、特典1~3と吹き出しで分けたりして、見やすいように工夫されています。
特筆したいのは、会員入会申込書が添付されている点!
このまま書き込んで提出するだけでいいので、見て、決めて、すぐ行動が起こせます。
2-6. 【地域の婚活】適度なロマンチックが秀逸!大人向けの婚活チラシ
「島婚story」というキャッチや色遣い、画像がロマンチックでドラマを予感させます。
それでいて、ドラマチック過ぎない、甘すぎないところがミソ!
このチラシのターゲットは少し大人世代のシングル、バツイチや子持ちも入っているので、そこを意識した適度なロマンチックを演出しているところが秀逸です。
これがターゲットを無視したチラシになると、可愛くなりすぎたり、派手でどぎつくなったりして大人からは敬遠されてしまうでしょう。
なぜ3回なの?という問いかけや、「自分らしさ」という言葉を目立たせているところも効果的で、読んでみたくなります。
いかがでしょう。
チラシを自分でゼロから考えるのが難しい場合には、既存のテンプレートを利用するのが便利です。
次章で、無料で利用できるおすすめのテンプレートサイトをご紹介します!
3. チラシが簡単に作れる無料テンプレートサイト2選
加入促進チラシを自分で簡単に作りたいときに利用できる、テンプレートサイトをご紹介します。
おすすめするポイントは以下の3つです。
- デザインするのが簡単
- テンプレートを無料で使える
- テンプレートの種類が豊富
それぞれの特徴をご覧になった上で、ぜひサイトをのぞいて活用して頂けたらと思います。
3-1. PIXTA
出典:PIXTA
写真やイラストの素材で知られるPIXTAが運営するサイトです。
チラシに使える無料テンプレートが950点以上と豊富で、カテゴリーも多彩なところが魅力です。
テンプレートを使ってデザイン作成する方法も、PowerPointさえ操れれば簡単なので、初心者におすすめです。
使い方は、気に入ったテンプレートをダウンロードして写真や文章をオリジナルに差し替えるだけ。
自宅や自店のプリンターでも印刷できます。
テンプレートのサイズを変えるだけで、チラシだけでなく、はがきやポスターのデザインも作成できます。
テンプレート数 |
950万点以上(有料は2950万点以上) |
カテゴリー |
飲食店、美容、求人、イベント、不動産 など |
会員登録 |
要会員登録 |
商品の種類 |
チラシ(はがき)、音楽、動画、写真、イラスト など |
ホームページ |
3-2. Officeテンプレート
出典:Officeテンプレート
OfficeテンプレートはMicrosoftが提供している無料テンプレートサイトです。
配布されているテンプレート数は2000点以上!チラシだけでなく、店内で飾るPOPや手帳用リフィル、カレンダーなど様々な種類のテンプレートがあります。
使い方はいたってシンプル。「キーワードから探す」「特集から探す」「テーマから探す」の3つの検索方法の中で1番簡単なのは、「キーワードから探す」です。
検索窓に「チラシ」とキーワードを入れると、用途に適したテンプレートが表示されます。
面倒な会員登録が不要なので、気に入ったテンプレートがあったらすぐにダウンロードすることが可能です。
PowerPointだけでなくWordやExcel形式のテンプレートが用意されているのも嬉しいポイント。
特別なソフトを持っていない初心者にも使いやすい、おすすめのテンプレートサイトです。
テンプレート数 |
2,000点以上 |
カテゴリー |
飲食店、販促、季節のイベント、会社関連、学校行事 など |
会員登録 |
不要 |
商品の種類 |
チラシ、はがき、ポスター、カレンダー、手帳、ステッカーなど |
ホームページ |
4. 加入促進チラシならではの注意点3つ
ここまで読んでこられたあなたは、鉄則を把握し、事例を見て具体的なチラシのイメージも湧き、すぐ作成に取りかかれることと思います。
そこで最後に、作成前に知っておくべき「加入促進チラシならではの注意点」を3つお伝えします。
- 内容を詰め込み過ぎない
- 信頼性のないメリットは謳わない
- ハイセンスなら良いとはいえない
これらに注意すれば、失敗することなく、思うような反響が期待できるチラシが作成できますので、しっかり理解しておきましょう。
4-1. 内容を詰め込み過ぎない
加入作成チラシではテーマをひとつに絞り、内容を詰め込み過ぎないようにしましょう。
欲張って詰め込むと、メインとなる目的が伝わりづらくなります。
加入促進チラシを作る目的(テーマ)は、ターゲットの加入を促すことですよね。
キャッチコピーも見出しも内容も、すべては「入会者を求めている」という1つの目的をアピールするためのものでなければいけません。
たとえば、「会員募集」と併行して、「新商品の紹介」や「セール」、「コンサート開催」、「事務所移転」など他の情報が詰め込まれていたらどうでしょう。
ごちゃごちゃして何のチラシなのかわかり辛い印象になり、“面倒臭がり”のターゲットの心は離れてしまいます。(1章のレスポンスデバイスのところで述べましたが、「ターゲットは“面倒臭がり”」と心得て制作するとわかりやすく良いチラシができます)
加入促進チラシで主張する目的は「ターゲットに加入してもらうこと」、それひとつです。
欲張ってたくさんの内容を詰め込み過ぎないよう注意してください。
4-2. 信頼性のないメリットは謳わない
メリットを伝えるのが加入促進チラシの鉄則ではありますが、それが信頼性のないものであった場合にはターゲットの心に響きません。
いわゆる誇大広告に感じさせてしまったり、会社や事務所への信用が失われてしまうので注意しましょう。
メリットに信頼性を持たせるには以下のような方法が考えられます。
- 会員やお客さんの声を併載する
- 実績や自己(自社)紹介を載せる
- 専門家の推薦文を載せる
- 客観的なデータなど証拠(裏付け)となるものを載せる
加入促進チラシを見て反響を得るには、ターゲットから信頼を得ることが必須です。
メリットはただアピールするのでなく、それを信じさせ安心感を与える工夫をするようにしましょう。
4-3. ハイセンスなら良いとはいえない
意外に思われるかもしれませんが、加入促進チラシはハイセンスならいいわけではありません。
ある意味ですが、敷居が高すぎるのは逆効果になります。
チラシを見て行動を起こしてもらうには、ターゲットからの共感を得なければなりません。
かっこよさやオシャレ感に留意したチラシでは羨望を感じてもらうことはできても、共感が得にくいのです。
ターゲットの共感を得るためには、繰り返しお伝えしてきた「自分のことだ」と思える呼びかけや内容、そして「わかるわかる」「私と同じね」と感じられる親近感が必要です。
だからといってセンスの悪いデザインがいいわけではないので難しいですが、ハイセンス過ぎず、共感が得やすくなるポイントとして「ターゲットに近い写真を使うこと」が挙げられます。
たとえば50代の女性がターゲットなら、同じ年代の、その人たちにマッチする写真を使います。
商品内容にもよりますが、20代の外人モデルの写真では共感は得にくいでしょう。
入塾を促すチラシなら、小中高生の写真を選びます。
活動風景のスナップも、ターゲットがシニア世代であれば、シニア世代の男女が生き生き活動している写真が良いでしょう。
加入促進チラシは、ハイセンスなデザインを追求するとターゲットの心が離れてしまう場合があります。
デザインも内容も、センスの前に「ターゲットから共感を得られる」ということを第一義に考えるようにしてください。
5. 加入促進チラシは多くのターゲットに確実に届くことが重要
加入促進チラシの鉄則や事例を解説してきましたが、いざチラシが出来上がったら、真っ先に考えなくてはならないのが、その大切なチラシを「ターゲットに確実に届けるにはどうすればいいか」ということです。
せっかくアピールできる良いチラシを作ったとしても、ターゲットの目に触れなければ何の意味もありませんよね。
チラシの拡散方法としては、置きチラシ、DM、新聞折込などがありますが、知らせたい世帯全部に情報を行き渡らせるにはDMでの発送が確実性が高くおすすめです。
店舗や事務所への置きチラシでは手に取る人の数に限りがありますし、新聞折込は新聞をとっていない世帯の増えた昨今では効果的とはいえません。
日本ダイレクトメール協会が2019年に発表した報告書で、DMは受け取った人の約8割が開封し閲読していることがわかりました。
「ネットで調べた」「家族や友人との話題にした」「資料請求した」などの行動喚起率が24%と非常に高いことも確認されています。(参照:DMメディア実態調査2018)
DMの発送には信頼出来るポスティング業者を活用しましょう。
昨今では、エリアごとのリアルなポスト数を把握しての「精度の高いポスティング」や、「ターゲットを絞ったポスティング」など、クライアントの需要に応じてムダのない効果的な配布を行う業者が増えています。
加入促進のチラシで反響を得るためには、鉄則を意識して内容を練ると同時に、そのチラシをより多くのターゲットの目に触れさせることが重要です。確実で抜け漏れのない配布方法を、しっかり検討するようにしてください。
ターゲットとするエリアの全世帯に!もれなく!情報を届けるDEALのポスティング 「届けたいものを」「全世帯の中から届けたい場所だけに」「確実に」届けることをモットーとするDEALのポスティングには以下のような特徴があります。
気になった方はぜひ下記をチェックしてくださいね。 <株式会社DEAL> |
まとめ
反響が得られる加入促進のチラシ作成には3つの鉄則があります。
- ターゲットを見据えたキャッチコピーをつける
- メリットをしっかり伝える
- レスポンスデバイスを明記する
また、加入促進チラシならではの注意点として以下の3つが挙げられます。
- 内容を詰め込み過ぎない
- 信憑性のないメリットは謳わない
- ハイセンスなら良いとはいえない
チラシで成果を得るためには、鉄則を意識して内容を練ると同時に、そのチラシをより多くのターゲットの目に触れさせなければなりません。ポスティングなど確実で抜け漏れのない配布方法を、しっかり検討するようにしてください。
ご紹介した6つの事例も参考にして、ぜひ自信の持てる、ターゲットの心に響くチラシを作成してくださいね。
この記事がお役に立てば嬉しいです。