「折込チラシを作りたいけど、目に留まるデザインってどうすればできるのだろう」
「折込チラシをデザインするとき、何に気を付ければいいのかな」
あなたは今、こんな悩みをお持ちではありませんか。
毎日、新聞にはたくさんの折込チラシが入ってきますが、その大半がほとんど目に留まることなく捨てられていきます。
せっかくお金をかけて折込チラシを出すのですから、少しでも多くの人に読んでもらいたいですよね。
人が折込チラシを読むか読まないか判断する時間はたったの1秒です。
この記事では、その1秒でハッとさせ、読みたいと感じさせるチラシのデザインをお教えします。
その秘訣をすばりひと言でいえば、自分のためになりそうな(ベネフィットを得られる)チラシだなと瞬時に感じさせることです。
そのために、チラシのデザインにあたり、以下の7つのポイントを押さえましょう。
①チラシのターゲットとベネフィットを明確にする
②アイキャッチとなる写真やコピーは大きく
③視線の動きを意識したレイアウトにする
④チラシの内容によりフォントを使い分ける
⑤ベネフィットのイメージに合った色調にする
⑥伝える情報は必要最低限に絞る
⑦クーポンはチラシの上か下か横に
この記事ではこれらのポイントを詳しく説明し、さらに、目に留まる折込チラシのデザイン9選と簡単にチラシが作れるテンプレートサイトをご紹介します。
記事を読んで、目に留まる折込チラシを上手にデザインしてください。
1. 目に留まる折込チラシをデザインするための7つのポイント
折込チラシのデザインをするときは、ターゲット(読んでもらいたい人達)の目に留まるようにすることが何より大切です。
新聞に毎日たくさん入ってくる折込チラシのうち、大半は一瞥で捨てられているのが現状です。目に留まらないまま捨てられてしまったのではチラシを作った意味がありません。
そこで、この章では、目に留まる折込チラシをデザインするための7つのポイントをご紹介します。
以下のポイントを押さえておけば、ターゲットが読みたいと感じるデザインにすることができます。
①最初にチラシの目的を明確にする
②アイキャッチとなる写真やコピーを目立たせる
③視線の動きを意識したレイアウトにする
④チラシの内容によりフォントを使い分ける
⑤ベネフィットのイメージに合った色調にする
⑥伝える情報は必要最低限に絞る
⑦クーポンや特典などはわかりやすく表示する
では、1つずつ見ていきましょう。
1-1. チラシのターゲットとベネフィットを明確にする
折込チラシをデザインする際、まず最初に次の2つのことを明確にしてください。この2つを意識することで、デザインもおのずと変わってきます。
①ターゲットは誰か
②ターゲットにとって、このチラシから得られるベネフィット(恩恵)は何か
では、詳しくご説明します。
ターゲットは誰か?
チラシを読んでもらいたいターゲットは誰なのかを明確にしましょう。
漠然と不特定多数向けに作ってしまうと、結局誰にも見てもらえないということになりかねません。
自社のサービスや商品の需要が最も見込める層をイメージして、ターゲットの年齢、性別、居住地、年収、嗜好などを絞り込みます。
例をあげると以下のような感じです。
・商店街で10時から6時まで営業する甘味屋
➡昼間に商店街を利用する近隣の主婦達で和菓子が好きな人。
・住宅街で開店する高級フランス料理店
➡住宅街に住む30代以上の富裕層。フランス料理が好きなグルメ。
・駅前の英会話学校
➡駅を利用する会社員や学生。英会話がうまくなりたいと思っている人。
このようにターゲットを絞ることによって、メインにする写真やコピー、イラスト、チラシの色調などが変わってくるのです。
ターゲットにとってチラシから得られるベネフィット(恩恵)は何か
ターゲットが、このチラシを見ることで受けられるベネフィット(恩恵)は何かを考えましょう。
なぜなら、ターゲットがチラシに目を留め、読もうとするのは、自分にとってベネフィットがあると感じるときだからです。たとえば、上記の例でいうと次のようになります。
・商店街の甘味屋
➡いつも買い物に行く商店街の甘味屋で、夏限定でふわふわの宇治金時が食べられる。
・高級フランス料理店
➡洗練された雰囲気の中、おいしいフランス料理とワインで至福の時をすごせる。
・駅前の英会話学校
➡英会話が上達し、外国人とペラペラ会話ができるようになる。
チラシのデザインは、このようなベネフィットがひと目で伝わるようにしましょう。
中でも、クーポンやスペシャルサービスなどが付いているとさらに魅力的なベネフィットとなるので、できる限り付けましょう。とはいえ、お店や商品がターゲットにとってベネフィットになると思っても、そのベネフィットを瞬時に伝えるのは難しいと感じる方もあるでしょう。
この下の6つのポイントをしっかり押さえてチラシをデザインすれば、それができるようになります。
1-2. アイキャッチとなる写真やコピーは大きく
ターゲットがハッとするような魅力のあるアイキャッチ(ターゲットにインパクトを与える写真やコピー)を選び、それを紙面に大きく掲載しましょう。
写真やイラストであっても、コピー(文字)であっても、その両方でも構いません。
ターゲットの欲しているベネフィットが得られることを大きく表示すれば、必ず目に留まり、読んでもらえます。
【アイキャッチを大きく表示している3つの実例】
①コピーとイラストをアイキャッチにしたチラシ
コピーとイラストを大きく表示して目立たせ、パソコンに苦戦している熟年層の心を掴むことに成功しています。
②写真をアイキャッチにしているチラシ
秋になり、栗やさつまいもを使った和菓子やご飯をゆっくり味わいたいと思っている人達は、この大きな写真の3段の重箱に目が釘付けになってしまうでしょう。
③コピー(文字)をアイキャッチにしているチラシ
このチラシでは、まずカードの「新規入会キャンペーン」の文字、そして「300ポイントプレゼント」の文字が目につきます。
このように文字を全体に大きくすると同時に、フォントの大きさや色を変えてメリハリをつけると、より強調したい部分が目立つようになります。
1-3. 視線の動きを意識したレイアウトにする
紙面のレイアウトを決めるときは、人が紙面を見るときの視線の流れを意識しましょう。
視線の流れは、横書きのものであれば、左上から「Z型」に進んで右下で終わります。縦書きなら、右上から「N型」に進んで左下で終わります。下の図の矢印のように視線が動くのです。
どちらも、最初に目につくオレンジ色の丸の部分にターゲットが興味を持つ情報を配置すれば、ターゲットの心を掴むことができます。
【視線の流れをうまく利用した2つの実例】
①横書きの「Z型」の視線の流れを意識したチラシ
視線の起点となる目立つ部分に「第1位を受賞しました!」という情報を置き、金色を使用することで、チラシの商品の信頼性を高める情報をしっかりアピールできています。
また、文字情報を視線の流れに合わせて配置することで、うまく読ませる仕組みになっています。
②縦書きの「N型」の視線の流れを意識したチラシ
このチラシは、桜を見下ろす高層マンションをアイキャッチとしてターゲットを引き付けようとしており、コピーもそのイメージを誇張するものとなっています。
文字の大きさは、このチラシのように視線の動きの始まりを大きくし、流れにしたがって小さくなるようにすると読みやすいです。
1-4. チラシの内容によりフォントを使い分ける
文字のフォントには様々な種類がありますので、ターゲットやチラシの内容に合わせて上手に使い分けましょう。
よく使われるフォントは次の2つですが、それぞれイメージに違いがあります。
【明朝体】まじめ・知的・繊細・和風・女性的
【ゴシック体】力強い・安定感・楽しい・わかりやすい・男性的
他にもさまざまなフォントがあり、同じ言葉でもまったく違う印象になります。
たとえば、次のようにチラシごとにフォントを使い分けると、違和感がなく読みやすいでしょう。
固いビジネスのチラシ→ゴシック体(しっかりした印象)
懐石料理の料亭のチラシ→明朝体(和の優しいおもてなしの印象)
若者向けのイベントのチラシ→丸ゴシック体(明るく楽しい印象)
注意すべき点は、1枚のチラシの中で多くのフォントを使うと散漫な印象になるので、使用するフォントの種類は多くても3種類までにすることです。
1-5. ベネフィットのイメージに合った色調にする
チラシのベースになる色は、ターゲットの得るベネフィットのイメージに合うものにしましょう。
色とベネフィットの相乗効果で、ターゲットにとってそのチラシが一層魅力的なものになるからです。
よく使われる色のイメージをあげてみます。
赤:生命力、熱い、情熱的、おめでたい、ラッキー
青:爽やか、涼しい、自由、誠実、水、空
緑:自然、健康、安らぎ、癒やし、新鮮
黄:元気、希望、喜び、躍動感、子供
オレンジ:家庭的、暖かい、楽しい、親しみやすい
ピンク:かわいい、優しい、女性的、優美
白:清潔、純粋、神聖、自由、上品、潔白
黒:高級感、男性的、強さ、渋さ、クール
よく使われるチラシと色の例としては、次のようなものがあります。
女性向け化粧品のチラシ→ピンクや白(美しさ、かわいさが得られるイメージ)
男性向け化粧品のチラシ→青や黒(爽やかさ、かっこよさが得られるイメージ)
特売セールなどのチラシ→赤(お店の赤字を連想させ、お得なイメージ)
このチラシを見てください。
初売りの特売のお得さが、新年のおめでたさも表す赤い色によって強いインパクトで伝わってきます。
季節の色やアイテムも、ターゲットを引き付けやすいといわれています。
また、若者は一般に原色を好み、高年齢になると刺激の弱い淡い色を好む傾向があるといわれていますので、参考にしてください。
1-6. 伝える情報は必要最低限に絞る
1枚のチラシで伝える情報は必要最低限に絞りましょう。
チラシに文字がぎっしり書かれていると、読む気がしなくなってしまいます。何も読んでもらえないよりは、最低限の情報をしっかり読んでもらう方が効果的ですから、紙面は極力シンプルにします。
次のチラシを見てください。
大変読みやすいですね。
シンプルな中に、ターゲットの得られるベネフィットはもちろん、連絡先などの必要な情報もしっかり記載されています。
1-7. クーポンはチラシの上か下か横に
チラシにクーポンが付いているとターゲットの目に留まる可能性がぐんと高くなるのでおすすめですが、クーポンを付ける場所はチラシの上か下や横に並べて配置しましょう。
その方が目につきやすいですし、また、切り取ってお財布に入れてもらいやすいからです。クーポンは切り取ってお財布に入れて持ち歩いてもらう方が、使いたいときいつでも使ってもらえて効果的です。
次のチラシは、クーポンをうまく配置している例です。
クーポンを付けるときは、使用期間を限る方が反響率が高くなりますので、使用期間を忘れずに記載してください。
2. 目に留まる折込チラシのデザインの実例9選
ターゲットの目に留まるおすすめの折込チラシのデザインを9選ご紹介します。
自力で最初からデザインするのが難しいと感じる人は、気に入ったデザインの配置や色使いをマネてもよいでしょう。
素敵なデザインをいろいろ見ているうちにアイデアが浮かぶこともあります。よいと思うことがあれば、どんどん取り入れてください。では、見ていきましょう。
2-1.大きな写真が目を引くデザイン
マイホームを持ちたいと思っている人は多いですが、中でも周りの自然とマッチしたウッディな家が好きな人達は、この写真に強く引き付けられるのではないでしょうか。
「ここに行けば理想の家に会えるかも」と感じて、思わずチラシを手に取って読むことでしょう。バックの色もアイキャッチの写真をうまく引き立てています。アイキャッチの選び方、使い方のうまいチラシです。
2-2. 全面に広がるイラストが目立つデザイン
紙面一杯に書かれたウィスキーの瓶のイラストが、強いインパクトを与えます。
ウィスキーの好きな人は、気になって下のコピーを読むことでしょう。そして、「やっぱり通のウィスキーはホワイトだよな」と思い、飲みたくなるのではないでしょうか。
単色でコストを抑えているにもかかわらず、カラー以上に目立つチラシです。
2-3. 大きなフォントがおしゃれで目を引くデザイン
開店する日にちと開店するよということを視線の起点となる一番上で大きく伝え、次に赤い丸の中の目立つ黄色の文字でプレゼントがあることをアピールしています。
そして、視線の流れに従い、ドーナツ屋さんであることがわかり、地図で場所がわかります。文字を上手にアイキャッチとし、視線の流れを意識して情報をすっきりとレイアウトした素敵なチラシです。
2-4. 大きくてカラフルなフォントが効果的なデザイン
熟年層~高齢者をターゲットとする場合は、文字を大きくした方が効果的です。
コピー(文字)をアイキャッチとして中央に大きく配置したこのチラシは、文字の色や大きさを変えることでさらに目立たせていると同時に、動物園の楽しい雰囲気を伝えています。
60歳以上の人の誰もが、思わず手に取って読んでしまいそうなチラシです。
2-5.カントリースタイルのお店の雰囲気が伝わってくるデザイン
紙面の色使いで、お店の雰囲気を連想させるチラシです。
メニューのようにも見えます。
ウッディなカントリースタイルのカフェバーで、ジンジャエールやおしゃれなカクテルを飲むのが好きな人達は、このチラシを見てうっとりしてしまうのではないでしょうか。
2-6. 青色が海や港に行きたくさせるデザイン
紙面の青色が、海を連想させて、みなとまつりに行きたい気持ちを掻き立てます。
また、暑い夏、青い紙面は涼しさを感じさせ、チラシを読む気にさせます。丸みのあるフォントをうまく使って、ポップで楽しい雰囲気を出しているチラシです。
2-7. 黄色が子供の楽しいイベントを連想させるデザイン
黄色は、元気さ・躍動感・楽しさをイメージさせる色で、子供のイベントなどのチラシによく使われます。このチラシは、地の黄色とミックスカラーの文字で楽しさを表現し、子供や子供のいる親の目を引き付けています。
「無料試写会」や「入場無料」の文字も目立つ色や配置で書かれていて、アピール力抜群です。
2-8.視線の動きをうまく利用したデザイン
アイキャッチとなる写真は1枚でなければいけないわけではありません。
このチラシのように数枚の写真をうまく配置して色使いなども工夫すれば、全体として目を引くチラシになります。
このチラシは、視線の動きを意識しながら、コピーと写真をZ型に上手に配置しています。
誰もが笑顔になるくらい楽しい場所だということが、ひと目で伝わってくるチラシです。
2-9.すっきりシンプルで目を引くデザイン
最後に、「第62回日経広告賞 人材・教育・公共部門 最優秀賞」を受賞したチラシをご紹介します。
とてもシンプルで色も1色のみ使用。空間の広いチラシです。
たった2行のコピーで勝負。しかし、他にそのようなチラシがないため、大変目立ちます。
丸ゴシックのフォントが、心の声のようです。
これを読んだ受験生は、「本当にその通りだ。だから勉強しなきゃ」と感じ、この学習塾の門をたたくのでしょう。
3. 簡単に折込チラシのデザインができる無料のテンプレートサイト
自力で最初からチラシをデザインするのは少しハードルが高いと感じる方には、無料のテンプレートサイトの利用がおすすめです。
画像の使い方、文字の配置やフォントなどにこだわったさまざまなテンプレートがあり、初心者でも簡単にプロ級のチラシをデザインすることができます。
ここでは、次の2つのカテゴリーに分けて4つのサイトをご紹介します。
①PowerPointをお持ちの方におすすめのテンプレートサイト
②PowerPointをお持ちでない方におすすめのテンプレートサイト
どうぞ自分に合ったカテゴリーをご覧ください。
3-1. PowerPointをお持ちの方におすすめのテンプレートサイト
パソコンにPowerPointのソフトが入っている方には、次の2つのサイトをおすすめします。
これらのサイトは、PowerPointが入っていないパソコンでは使えませんので、注意してください。
「PIXTAチラシデザインテンプレート」
「PIXTA」(ピクスタ)は、日本最大級の画像・動画素材サイトです。
チラシ・ポスター・DMポストカードに使える無料のテンプレートが950点以上も掲載されています。
カテゴリーは多岐にわたり、飲食店や小売店からイベントや募集・求人まで、さまざまな業種や用途に利用できるテンプレートが豊富に用意されています。
使用方法としては、まず無料会員登録をします。それから、業種や用途に合わせてカテゴリーの中からお好みのテンプレートを選び、ダウンロードします。写真を差し替え、編集してプリントアウトすればできあがりです。
テンプレート数 | 950万点以上(有料素材は2950万点以上) |
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カテゴリー | 飲食店、美容、求人、イベント、不動産 など |
会員登録 | 必要 |
テンプレートの種類 | チラシ、DM、会報誌、ニュースレター、メニュー、掲示物 など |
ホームページ | https://pixta.jp/templates |
「パワポン」
「パワポン」は、オフィス用品で知られるアスクル(ASKUL)が運営しているサイトです。
会員登録が不要で、ログインもしなくていいので、誰でも気軽に使用できます。
無料のテンプレートが1,503点もあり、「おしゃれ」「インパクト」などのイメージや、「二つ折り」「横型」などの形態からも選べて便利です。
使用方法は、気に入ったテンプレートをダウンロードして編集し、プリントアウトするだけです。
希望者は、アスクルのネット印刷「パプリ」に印刷まで一括して発注することもできます。
テンプレート数 | 1,503点 |
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カテゴリー | 飲食、習い事、サービス系、美容系、IT、不動産、医療 他 |
会員登録 | 不要 |
テンプレートの種類 | チラシ、ポストカード、ポスター、名刺、うちわ など |
ホームページ | https://ppon.askul.co.jp |
3-2. PowerPointをお持ちでない方におすすめのテンプレートサイト
パソコンにPowerPointが入っていない方には、次の2つのサイトをご紹介します。
「Officeテンプレート」
「Officeテンプレート」は、Microsoftが提供しているテンプレートサービスです。PowerPoint形式以外にWord形式やExcel形式のテンプレートが掲載されているので、WordやExcelが入っているパソコンをお持ちの方なら誰でも利用できます。
面倒な会員登録は不要で、2,000点以上のテンプレートが無料で提供されています。
使用方法は、キーワード、特集、テーマなどで検索し、気に入ったテンプレートを見つけてダウンロードして編集・印刷します。キーワードにチラシと入力すると、チラシのテンプレートだけを見ることができます。
テンプレート数 | 2,000点以上 |
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カテゴリー | ショップ、飲食店、求人、カルチャースクール、イベント、セール 他 |
会員登録 | 不要 |
テンプレートの種類 | チラシ、カレンダー、名刺、メニュー、アンケート、割引クーポン など |
ホームページ | https://www.microsoft.com/ja-jp/office/pipc |
「Canva」
Canva(キャンバ)は、オーストラリア発のグラフィックデザインツールです。
パソコンでの作業はもちろん、iPhone・Androidのアプリもリリースされていますので、携帯でも気軽に折込チラシをデザインすることができます。
日本ではあまり見かけない個性的なデザインのテンプレートも多いので、目立つチラシを作成したい方におすすめです。使用方法は、無料会員登録をし、用途に合ったテンプレートを探し出して、「ダッシュボード画面」上で編集してから、ダウンロードして印刷します。
オンラインで編集するので、PowerPointはもちろん、WordやExcelも不要です。作成したチラシをFacebookやInstagramなどのソーシャルメディアで共有できる機能も備わっています。
テンプレート数 | 65,000以上(素材は有料も含め100万点以上) |
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カテゴリー | 飲食店、不動産、建築、ショップ、美容室、学校、セール 他 |
会員登録 | 必要 |
テンプレートの種類 | チラシ、バナー広告、ポスター、ロゴ、名刺、メニュー、招待状 など |
ホームページ | https://www.canva.com/ja_jp/ |
折込チラシの料金について知りたい方はこちら
まとめ
目に留まる折込チラシをデザインするポイントは、以下の7つです。
①チラシのターゲットとベネフィットを明確にする
②アイキャッチとなる写真やコピーは大きく
③視線の動きを意識したレイアウトにする
④チラシの内容によりフォントを使い分ける
⑤ベネフィットのイメージに合った色調にする
⑥伝える情報は必要最低限に絞る
⑦クーポンはチラシの上か下か横に
これらのポイントを押さえて、ターゲットがハッとして、思わず読みたいと手にとるチラシをデザインしましょう。この記事では、ターゲットの目に留まる素敵なチラシを1章で8点、2章で9点ご紹介しました。
是非、ご参考にしてみてください。自力でデザインする自信がない方には、無料のテンプレートサイトを4つ、3章に掲載しています。
まずは、ここからスタートするのもよいですね。この記事を読んでくださった皆様が、反響をたくさん得られる素敵な折込チラシをデザインされるよう祈っています。