効果がないポスティングは4つの理由がある!効果アップの方法を紹介

ポスティングの効果がないと言われる理由4つと確実に効果を出す方法

「ポスティングをやってみたいけれど、効果が出るのか心配だ」

「何度もポスティングをしているのになかなか効果がない」

「ポスティングをしているのに思ったような効果が実感できない」

頑張ってポスティングをしているのに、予想していたような効果が得られないと「効果はないものなの?」と少し残念になりますよね。

結論から言うと、正しい方法でポスティングをしていれば一定の効果は実感できます。

効果がないポスティングになっているのは、以下の4つの問題点のうちいずれかを抱えているからです。

  • 手に取った人が最後まで読みたくなるチラシになっていない
  • ターゲット設定やエリア選定をミスしている
  • ポスティングの方法が間違っている
  • 継続的にポスティングができていな

効果のないポスティングになっている問題点を把握し改善することで、今からでも反響率が高い効果的なポスティングをできるようになります。

そこでこの記事では

◎効果のないポスティングになってしまっている4つの問題点
◎ポスティングの効果をアップさせる5つの方法

をまとめてご紹介します。

この記事を読めばポスティングの問題点が分かり、効果が期待できるポスティングへと変えることができるはずです。

効果のないポスティングをちょっとしたコツで改善し、反響を生むポスティングができるようになりましょう。

1. 「効果がない」と思うときにやってしまっている4つの問題点

ポスティングに効果ないと言われてしまう4つの理由

ポスティングの効果がないと感じたら、次の4つのうち1つでも当てはまる可能性が高いです。

  • 手に取った人が最後まで読みたくなるチラシになっていない
  • ターゲット設定やエリア選定をミスしている
  • ポスティングの方法が間違っている
  • 継続的にポスティングができていない

それぞれどのようなことが問題点となり、効果のないポスティングへとつながってしまうのかご紹介します。

1-1. 心に刺さるチラシになっていない

ポスティングに思ったような効果がない場合、チラシに問題がある可能性があります。

チラシの良し悪しはポストからチラシを取り出し目に入ってから、だいたい数秒(3秒から5秒程度)で判断されると言われています。

数秒間のうちに「読みたい!」「中身をチェックしたい」と思わせるインパクトがないと、なかなか最後まで目を通してもらえず効果に直結しない可能性が。

下記のようなチラシをポスティングしている場合は、見直す必要があるでしょう。

  • 目に留まるキャッチコピーがなく、一目で何のチラシか判断できない
  • 目に留まる紙面が文字ばかりで、読む気が失せてしまう
  • 視覚的に訴える写真やイラストが使用されていない
  • クーポンや割引、新規オープン情報など読む人にとって有益な情報がない
  • 地図や店舗名、電話番号などが小さく、行動につながる導線ができていない

ポスティングのチラシは店舗や会社の顔と言っても過言ではないほどイメージアップや販促、集客において重要な役割を果たします。

チラシを手に取った人に思いが伝わらないデザインや文言になっていないか、一度振り返ってみましょう。

1-2. ターゲット設定やエリアのリサーチ不足

ポスティングは、戦略的に絞ったエリア1軒1軒に確実に情報を届けることで反響を生むことができます。

ターゲット設定やエリア設定を誤っていると情報を届けたい人に届けることができず、どうしても効果が薄くなってしまいます。

飲食店など店舗があるケースでは1次商圏で全売上の85~95%を締めると言われていますが、リサーチ不足で商圏外の若者層やファミリー層にポスティングをしていたら足を運んでもらえる機会はぐんと少なくなるでしょう。

また、「エリアのことをよく知らないから」と店舗周辺に何となくポスティングをしている場合も、的を絞ったポスティングに比べるとターゲット層に届きにくくなります。

このように、ポスティング前のターゲット、エリア設定を怠ったりミスしたりしていると、効果が薄くなりポスティングの強みを充分活かすことができません。

1-3. ポスティング枚数やポスティング方法に誤りがある

ポスティングする方法をしっかり検討しないまま継続していると、思ったような効果につながらないことがよくあります。よくあるミスとしては、次の3つが考えられます。

①他のチラシと一緒にポスティングをする

ポスティング業者に依頼する場合他のチラシと一緒に配布することで費用が抑えられますが、自社や自店のチラシが目立たなくなり手に取ってもらえない可能性が高くなります。

②ポスティングする枚数が少ない

ポスティングの反響率は、一般的に0.3%ほどだと言われています。0.3%ということは1,000人にポスティングをして3人から反響があるということなので、ある程度まとまった枚数をポスティングしないと効果が実感できません。

③ターゲット層からずれた建物にポスティングしている

ポスティングをするときに「集合住宅のみ」「戸建て」のみと建物を絞り込むことができますが、ターゲット層と一致していなければ思ったような効果が得られません。

例えば、ファミリー層をターゲットとしたチラシを単身の多いアパートにポスティングしても、目に留まてもらえることが少なく的を得たポスティングができていないことになります。

ポスティングの方法自体に問題はないか、この3つのポイントを軸に振り返ってみてください。

1-4.ポスティングを繰り返し実施できていない

数回ポスティングをしたからといって、ほとんどの店舗や企業の知名度が上がることはありません。

理想的なポスティング頻度は週1回だと言われており、繰り返し実施することで認知度が上がり反響率がアップしていく傾向があります。

ポスティングを1、2回しかしておらず「なかなか効果がない」と感じているようなら、繰り返し実施していくことで反響率が上がっていく可能性は充分あるでしょう。

2. ポスティングの効果をアップさせる5つの方法

ポスティングの効果を確実に出す4つの方法

今は効果のないポスティングになってしまっている場合でも、ちょっとしたコツを掴めばすぐに反響を生む戦略的なポスティングができるようになります。

ここでは5つのポイントに絞りご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

2-1.  読んでもらえる工夫をこらしたチラシを作る

ポスティングの顔と言えるチラシが魅力的なものに仕上がっていないと、最後まで読み行動に移してもらうところまでたどり着きません。

  • 手に取ってもらえるチラシかどうか5つのポイントをチェックする
  • ABチェックで反響率の高いチラシを採用する

という2つの方法を押さえて、手に取った人に読んでもらえるチラシを作りましょう。

2-1-1. 手に取ってもらえるチラシかどうか5つのポイントをチェックする

ポスティングの効果を高めるためにも、次の5つのポイントをチェックしながらチラシの見直しを実施してみましょう。

①伝えたいことは順序をつけて分かりやすく記載

文字ばかりの紙面や情報を詰め込みすぎた紙面では、読むことに労力を使い言いたいことが伝わりません。

伝えたいことは優先順位をつけ「新メニューを売りたい」「集客を増やしたい」などの目的に合わせて、できるだけシンプルに記載するのがおすすめ。

一番売りたい商品は他の商品よりも大きな写真にするなど、レイアウトにも強弱をつけてみましょう。

②チラシを読んだ人が得られるメリットを書く

商品・サービスをアピールする場合「受け手が得られるメリット」を優先的に伝えます。チラシを手にした人は「この商品・サービスを使ったら、どんないいことがあるのか?」に最大の興味を持っているからです。

「このサービスを利用することで、家事が楽になる」「スポーツジムに通えば-〇kgも夢ではない」など、サービスや商品を利用した後のワクワク感や理想像が想像できるといいでしょう。

「悩みに対する解決策」や「商品から得られるメリット(ベネフィット)」を効果的に入れることで、購入意欲を高めることができます。

③特徴は具体的にする

店舗や商品の特徴や他店と差別化したい部分は、できるだけ具体的に記載することで手に取った人がイメージしやすくなります。

「通いやすいカフェ」と抽象的に書くより「産地直送の素材にこだわった」や「○○や○○がイチオシ」などイメージしやすく丁寧に書くことで、興味を持ってくれる人が増えるはずです。

④写真やイラストをうまく活用する

文字ばかりのチラシではインパクトに欠け一目見ただけ興味が持てるか判断しにくいので、写真やイラストを取り入れて訴求力をアップさせましょう。

店舗やメニューの写真があるだけでもどのような雰囲気なのかイメージしやすくなります。

また、お店のスタッフやサービス提供者の顔写真(似顔絵)を入れると安心感を得やすくなるので検討してみるのも一つの方法です。 

⑤クーポンやメニューを配布する場合は紙質にもこだわる

クーポンやデリバリーメニューなどチラシを保管して欲しいときには、紙質にもこだわりましょう。

薄いチラシでは保管しにくくすぐに破れてしまう可能性もあるので、厚手の紙や高級感のある紙など思わず取っておきたくなる素材を選んでみてください。

チェックポイントに沿ってチラシを見直せたら、数パターンのチラシを作成し「どのチラシが一番訴求力が高いか」「ターゲット層に興味を持ってもらえるか」見比べてみてください。

2-1-2. ABチェックをして効果のあるチラシを見極める

ポスティングのチラシを1種類に絞り込む前に、AパターンとBバターン2種類のチラシを配布して反響率の違いをチェックしましょう。

ターゲット層やエリアによって刺さるチラシが異なるため、初めから1種類に絞ってしまうと「自分たちはいいと思ったチラシでも反響率がない」ということが起こる可能性があります。

Aパターン、Bパターンそれぞれのチラシを同じエリアにポスティングし2-5で紹介する効果測定をすることで、反響率の高いチラシデザインが掴めるように。

エリアやターゲット層に合うチラシデザインを把握したことで、高いポスティング効果が見込めるようになります。

2-2. ターゲット層や配布エリアを明確にする

ポスティングのメリットは、ターゲットを細かく設定し戦略的に宣伝、販促活動ができるところです。

ポスティングの強みを最大限に活かすためにも、ポスティング前にターゲット層とエリア選定をしっかり行いましょう。

失敗しないポスティングをしたいときは

  • ターゲット層を決める
  • エリアを選定する

の順で考えていくと、自店や自社に合うポスティングエリアが掴めるようになります。

2-2-1. ターゲット層はできるだけ細かく設定する

どのような人にチラシを届けたいのか、できるだけ細かくイメージをしましょう。

例えば、地域に根付いたカフェなら「地域に住んでいる子育て中のママ会に利用して欲しい」「一人でも手軽に利用してほしい」など集客したい客層を具体化することで、ポスティンぐすべきターゲットが変わってきます。

ターゲットが変わればチラシのデザインやキャッチコピーにも影響が出るので、できるだけ早い段階でポスティングのターゲットを設定するのがおすすめです。

2-2-2. エリア選定は商圏をベースにすると決めやすい

エリア選定をしていくときには、自社や店舗の商圏に注目してみましょう。

商圏とは集客できる範囲のことで、美容院や飲食店などのお店舗型の場合は徒歩や自転車でも来店できる1~2km程度をさすことが多いです。

商圏の中で「ファミリー層が多い場所」「一人暮らしの人が多い場所」とターゲットに合わせて絞っていくと的を得た地域を選出できます。

ポスティング業者に依頼をする場合は独自のマーケティングデータや過去データを所有している場合があり、より的確でニーズに合わせたエリア選定が可能です。

ポスティングのエリア選定について詳しく知りたい場合はこちらもチェック!

ポスティングはエリア選定が重要!反響率を高めるエリア選定法を解説

2-3.  戦略的に配布日を選ぶ

ポスティングは配布する曜日によって、反響率に影響が出る場合があります。

少しでもポスティングの効果をあげたい場合は、ポスティングをする曜日にもこだわってみましょう。

ポスティングでの適切なな曜日を集計したデータは今のところありませんが、ポスティングと比較されることの多い新聞折込では業種ごとに下記のような傾向があります。

業種別曜日別配布構成比

業種により多少の差はありますが、週の後半にポスティングをする傾向が高いようです。

このようなデータをもとに

  • 自分の業種がポスティングすることが多い曜日を選ぶ:反響率を生む曜日だからこそ、新聞折込が集中 している可能性がある
  • 敢えて新聞折込の少ない日にポスティングをする:新聞折込が少ないほうがチラシを手に取る可能性が 高いと考えられる

など戦略を立ててみるといいでしょう。

ポスティングと曜日、時間帯の決め方について詳しく知りたい場合は下記の記事もチェック!

ポスティングに効果的な曜日!データを元に業種別の最適な曜日を解説

2-4. 同じエリアに何回もポスティングを行う

ポスティングは、1回や2回実施しただけで効果が得られることは稀です。

理想的なポスティング頻度は週1回と言われていることからも分かるように、繰り返し実施し少しずつ認知度を上げていかなければなりません。

また、何度もポスティングをすることで改善点やコツが分かり、自ずと精度の高いポスティングができるようになるはずです。

なかなか効果が出ないと思っても、3ヶ月~半年は継続し同じエリアに何回もポスティングを行うようにしてみましょう。

2-5. 効果測定を忘れない 

ポスティングの効果がないと思っている場合、しっかり効果測定ができていないケースも多いです。

効果測定をしないと実際にどれくらいの反響があったのか把握できず「このままのチラシでいいのか」「ターゲット層があっているのか」などと再検討することができません。

ポスティングの反響率は

反響数 ÷ 配布したチラシの枚数 × 100

で計算できます。一般的なポスティングの反響率は0.3%ほどだと言われているので、0.3%以上あればひとまず成功だと言えるでしょう。

反響率が低い場合はもう一度エリア選定やチラシの内容を検討し直し、次のポスティングに活かします。

このように結果と改善点をしっかり把握した上でポスティングを継続することで、どんどん反響率を高めていけるようになります。

ポスティングの効果測定方法を詳しく知りたい場合は下記の記事もチェック!

【ポスティングの効果測定】測定方法から反応率のUP法まで全解説!

まとめ

いかがでしたか?

ポスティングの効果がない理由が把握でき、効果のあるポスティングができるコツが理解できたかと思います。

最後にこの記事の内容をまとめてみると

◎効果のないポスティングになっている理由は次の4つ

  • 手に取った人が最後まで読みたくなるチラシになっていない
  • ターゲット設定やエリア選定をミスしている
  • 配布部数が少ない、他のチラシとまとめて投函しているなどポスティングの方法が間違っている
  • 継続的にポスティングができていない

◎ポスティングの効果をアップさせる方法は次の5つ

  • 手に取った人が最後までチラシを読み行動できるよう内容やデザインを工夫する
  • ターゲット層やエリアを選定し、戦略的なポスティングができるようにする
  • 配布する曜日を考慮する
  • 継続的にポスティングを実施する
  • 効果測定をして改善点を次のポスティングに活かす

この記事のを読んで効果のないポスティングにを卒業し、反響率の高いポスティングができるようになることを願っています

DEALは、全戸配布スペシャリストです。
告知チラシ、広報誌など全世帯に配布したいものがある方は、お気軽にご相談ください。
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